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その成り立ちをたどる子どものこころ

子どものこころ その成り立ちをたどる

小倉清:著
四六判 296ページ 並製
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-7664-0634-4(4-7664-0634-6) C11
奥付の初版発行年月:1996年04月

内容紹介

誕生から乳幼児期、小・中・高校にかけての子どものこころの形成・発達過程を、豊富な具体例を通してわかりやすく解説。著者は児童青年精神医学界で活躍中の臨床医。父母、教師に一読をすすめる。


1932年、和歌山県に生まれる。1958年、慶應義塾大学医学部卒業。1959年より1967年まで米国イエール大学、メニンガークリニックへ留学、1967年より1995年までは関東中央病院精神科勤務、1980年より同精神科部長。長谷川精神医療教育研究所所長を経て、現在、クリニックおぐら院長。
主な著書に『子どもの精神療法』編著(岩崎学術出版)、『初回面接』編著(星和書店)、『こころの世界』(彩古書房)、『親子関係の理論』編著(岩崎学術出版)、『子どもの心身症』共著(岩崎学術出版)、『精神保健』編著(東京書籍)、『プレイセラピー』共著(金剛出版)などがある。

目次

まえがき

1 出産まで
胎教
出産

2 乳児期
最初の挨拶からコミュニケーションの確立へ
授乳
自分の身体を使う
離乳と人みしり
排泄、社会性の始まり
言葉と自己主張

3 幼児期
「どうして?」、母からの分離
お父さんの存在、男女のちがい
弟・妹の誕生、失うことの意味
宗教心、競争と協調と

4 小学校一・二年生
親を離れて
空想・強がり
興味と関心と

5 小学校三・四年生
自分とは何か
趣味・知識欲・夢
迷いと現実と

6 小学校五・六年生
現実に向かって
自覚と内省と

7 中学生
身体の変化と自分
自分を見直す

8 高校生
自分とは何か
自分を生きる

あとがき


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