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ジョルジュ・ギュルヴィッチにおける社会学思想(I)

ジョルジュ・ギュルヴィッチにおける社会学思想(I)

B7 160ページ 並製
価格:2,456円 (消費税:223円)
ISBN978-4-7664-0510-1(4-7664-0510-2) C3036
奥付の初版発行年月:1993年01月 / 発売日:1993年01月上旬

内容紹介

George Gurvitch “La Vocation Actuelle de la Sociologie”(1950)より 4 編の論文を収録。先覚者達について述べたこれらの論文を読むことで、彼の社会学的思惟のエトスが 1 つずつ明らかにされていく。


目次

まえがき
第一章
デュルケーム社会学における集合意識の問題
1.まえがき
2.社会的事実の定義と社会的実在の深さの諸層
3.集合意識を優位とみるデュルケームの論証(1893〜1897)
4.1899〜1911年の間における集合意識を優位とみる論証
5.『宗教生活における現初的形態』(1912)の中で,集合意識を優位とみる論証
6.結論
第2章
デュルケームにおける道徳的諸事実の科学と理論的道徳論
1.デュルケームの初期の諸作品における習俗の科学と理論的道徳論との葛藤
2.『道徳教育論』における至上善のメタ・モラル
3.道徳的事実の決定の問題とデュルケームにおける難点
4.価値の集合的経験か独断的道徳か?
第3章
H.ベルクソンの社会学的理論
1.意識の直接的「与件」と創造的「進化」との社会学的構想
2.『笑い』におけるベルクソンの社会学
3.『道徳と宗教の2源泉』における社会学的構想
4.ベルクソンの道徳哲学の進展
5.ベルクソンにおける時間の問題
第4章
テクノクラートと工業化社会
1.技術革新と現代
2.高級技術・官僚層のもたらす脅威
3.テクノクラシーへの傾斜を阻止する有効な手段は?


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