大学出版部協会

 

紫草から貝紫まで紫(むらさき)

ものと人間の文化史148
紫(むらさき) 紫草から貝紫まで

四六判 332ページ 上製
価格:3,300円 (消費税:300円)
ISBN978-4-588-21481-3 C0320
奥付の初版発行年月:2009年10月 / 発売日:2009年10月下旬

内容紹介

古来高貴なる色とされてきた紫は、いまや絶滅危惧種となった紫草(ムラサキ)の根から抽出される染料によって、あるいは貝類の鰓下腺(パープル腺)液によって染められた。その技法を受け継ぐ人々、復元に力をつくす人々を各地にたずね、華岡清洲と紫雲膏、助六の伊達鉢巻などの話題から、古典文学における「紫ゆかりの物語」にもおよぶ。伝統の色をもとめて全国をめぐった「むらさき紀行」。〔文化史・民俗〕


関連書

ものと人間の文化史 『藍Ⅰ・Ⅱ』『草木布Ⅰ・Ⅱ』『紅花』『木綿口伝』『木綿再生』


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。