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コミュニケーションを再考する新型コロナ・自然災害・原発事故についていかに分かり合うのか

科学技術社会論研究第20号
新型コロナ・自然災害・原発事故についていかに分かり合うのか コミュニケーションを再考する

B5判 146ページ 並製
価格:3,300円 (消費税:300円)
ISBN978-4-472-18320-1 C3040
奥付の初版発行年月:2022年07月 / 発売日:2022年07月下旬


目次

【特集=新型コロナ・自然災害・原発事故についていかに分かり合うのか
           ―コミュニケーションを再考する―】
終わらないコミュニケーションを目指して―特集にあたって  城下英行
自然災害のリスク・コミュニケーション―科学と防災の間の乖離  関谷直也
原子力とコミュニケーション―STSが問うべき事柄は何か  寿楽浩太
クライシス状況におけるコミュニケーションの諸相
―新型コロナ,自然災害,原子力事例への横断的コメンタリー  日比野愛子
COVID-19:社会的弱者と周縁化された人々を包摂する―リスクコミュニケーションとコミュニティエンゲージメント(RCCE)の進め方 
  世界保健機関(WHO),国際赤十字赤新月社連盟(IFRC),国連人道問題調整事務所(OCHA), 東島  仁(翻訳),LIU Yen-yu(翻訳)

【論文】
中川保雄『放射線被曝の歴史』の研究過程  田井中雅人
障害とICTに関する日本の支援技術政策史からみた課題  青木千帆子

【研究ノート】
科学技術の社会実装を主題とした演劇の脚本修正過程において対話はどのように機能していたか―参加型演劇『インヴィジブル・タッチ』を事例として  種村 剛
問い直そう! 「シチズンサイエンス」と「市民科学」  木原英逸
日本の科学技術社会論誕生へのささやかな貢献について  小林傳司

【書評】
小松美彦(著)・今野哲男(聞き手)『【増補決定版】「自己決定権」という罠
―ナチスから新型コロナ感染症まで』  粥川準二
標葉隆馬『責任ある科学技術ガバナンス概論』  山口富子
河野銀子・小川眞里子(編著),横山美和・大坪久子・大濱慶子・財部香枝(著)
『女性研究者支援政策の国際比較―日本の現状と課題』  横山広美


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