子どもたちは教室で何を学ぶのか 教育実践論から学習実践論へ
石黒 広昭:著
A5判 256ページ
価格:3,740円 (消費税:340円)
ISBN978-4-13-053088-0 C1037
奥付の初版発行年月:2016年02月
価格:3,740円 (消費税:340円)
ISBN978-4-13-053088-0 C1037
奥付の初版発行年月:2016年02月
内容紹介
「小1のカベ」とは,子どもが「学校的コミュニケーション」に身を置くようになるまでのハードルでもある.教師と子どもの言葉と身振りがつくる教育の空間の具体像を追う著者の試みが,教える研究(教育実践研究)から,教室を生き,学ぶ側を中心にした「学習実践研究」へと心理学を更新してゆく.
目次
まえがき
序章 学校の心理学から実践のための研究へ
第1章 児童になる・生徒になるということ——小学校に入学する
第2章 授業を生きる
第3章 教室において「書くこと」を学ぶということ
第4章 学びの場としての教室空間
第5章 指導者のジレンマと成長
第6章 多様性に戸惑う教室
終章 学びの場にかかわるということ
あとがき
文献リスト
索引(人名・事項)