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少子社会を変える働き方ワーク・ライフ・バランスと家族形成

ワーク・ライフ・バランスと家族形成 少子社会を変える働き方

A5判 342ページ
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-13-051134-6 C3036
奥付の初版発行年月:2011年01月

内容紹介

雇用・労働環境の改善,特に就業と育児の両立支援や柔軟な労働時間,子育てへの経済的支援や保育所サービスの拡充など,ファミリー・フレンドリーな企業および社会の実現に向け,さまざまな実証データをもとにした分析により,数々の知見を導き出す.


目次

序 章 問題意識とまとめ(樋口美雄・府川哲夫)
第1部 現代の働き方と家族形成
第1章 少子社会における働き方——現状と課題(大石亜希子・守泉理恵)
第2章 働き方と家族形成の関係(酒井正・高畑純一郎)
第2部 人びとの家族形成と働き方の社会的・経済的背景
第3章 成年層の子ども数の実態(府川哲夫)
第4章 ワーク・ライフ・アンバランスはどこで起こっているか——出産ペナルティと女性の就業継続(野崎祐子)
第5章 妻の学歴・就業と出産行動(安部由起子)
第6章 母親の就業が女性労働供給に与える影響について——独身者と既婚者の調査を用いて(島根哲哉・田中隆一)
第3部 ワーク・ライフ・バランス推進施策と生活形態
第7章 企業の両立支援策と労働時間——組合調査による分析(大石亜希子)
第8章 働き方と両立支援策の利用(武石恵美子)
第9章 夫の家事時間を決定するもの(駿河輝和)
第10章 両立支援制度が男性の生活時間配分に与える影響(坂本和靖)
第4部 ワーク・ライフ・バランス推進施策と家族形成
第11章 労働時間や家事時間の長い夫婦ほど出生率は低いか(戸田淳仁・樋口美雄)
第12章 両立支援策と出生率——労働組合への調査から(野口晴子)
第13章 待機児童の存在と出生の関係(泉田信行)
終 章 両立支援策への示唆——少子社会を超えて(府川哲夫・野口晴子・樋口美雄)


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