避難学 「逃げる」ための人間科学
矢守 克也:著
A5判 288ページ
価格:4,290円 (消費税:390円)
ISBN978-4-13-050212-2 C3044
奥付の初版発行年月:2024年10月 / 発売日:2024年10月上旬
価格:4,290円 (消費税:390円)
ISBN978-4-13-050212-2 C3044
奥付の初版発行年月:2024年10月 / 発売日:2024年10月上旬
著者プロフィール
矢守 克也(ヤモリ カツヤ)
京都大学防災研究所巨大災害研究センター教授
1963年生れ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学)。専門は防災心理学。奈良大学社会学部助教授などを経て2009年より現職。国や地方自治体の検討会や審議会委員、防災学関連学会、心理学関連学会の会長、理事、編集委員などを歴任。『防災人間科学』(東京大学出版会、2009)、『アクションリサーチ・イン・アクション』(新曜社、2018)、『防災心理学入門』(ナカニシヤ出版、2021)など、著書多数。開発した防災アプリ・教材に、「逃げトレ」、「クロスロード」など。
目次
序論 「逃げる」ための人間科学
第1部 コンセプト(概念)編
第1章 避難学のパラダイムチェンジ-八つの提言
第2章 言語行為論から見た避難情報
第3章 能動的・受動的・中動的に逃げる
第2部 ドリル(訓練)編
第4章 熱心な訓練参加者は本番でも逃げるのか
第5章 ハードルを下げた/上げた避難訓練
第6章 津波避難訓練支援アプリ「逃げトレ」
第3部 マジメント(施策)編
第7章 「自助・共助・公助」をご破算にする
第8章 「地区防災計画」をめぐる誤解とホント
第9章 南海トラフ地震の「臨時情報」
補論1 アフター・コロナ/ビフォー・X
補論2 ボーダーレス時代の防災学-コロナ禍と気候変動災害