目次

スーフィズム・聖者信仰複合への視線（赤堀雅幸）
I　聖者信仰
1　聖者信仰研究の最前線（赤堀雅幸）
2　ガザーと聖者，その記述と観念（今松　泰）
3　バングラデシュのマイズバンダル教団における血縁的系譜と霊的系譜（外川昌彦）
II　タサウウフ
4　タサウウフ研究の最前線（東長　靖）
5　神秘主義の聖者とイマーム派のイマーム（鎌田　繁）
6　ネオ・スーフィズム論争とその射程（大塚和夫）
III　タリーカ
7　タリーカ研究の現状と展望（堀川　徹）
8　タリーカにおける世襲の問題（矢島洋一）
9　西アフリカのタリーカと社会変動下の集団編成（坂井信三）
IV　サイイド・シャリーフ
10　サイイド・シャリーフ研究の現状と展望（森本一夫）
11　シャリーフィズム，象徴，歴史（Ａ．セブティ）
12　北インド・ムスリム社会のサイヤド（小牧幸代）
付録　聖者廟一覧他