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公論と交際の東アジア近代

公論と交際の東アジア近代

A5判 308ページ
価格:5,800円+税
ISBN978-4-13-020304-3 C3020
奥付の初版発行年月:2016年10月

内容紹介

異なる価値観を持つ国家の関係性を良好に保つための礎となるものはなにか.コミュニケーションを通じた政治秩序の形成の可能性を,東アジアにおける近代のなかでの日本とその近隣とのつながりのなかで見出す.公的秩序を形成するために,歴史的な経験からの有効な視座を指し示す.


目次

序 論 東アジア近代における「公論」と「交際」(塩出浩之)

第一部 儒教的政治文化と「公論」
第1章 武士の政治化と「学党」——一九世紀前半の日本における「士大夫的政治文化」の台頭(朴薫)
第2章 儒学と真宗説法——僧月性と幕末の公論空間(上田純子)
第3章 公論正議の敵——長野義言研究序説(三ツ松誠)
 
第二部 東アジア近代の「交際」と新聞
第4章 プロイセン東アジア遠征と日本・中国——近世近代転換期の日中外交比較の試み(福岡万里子)
第5章 明治初年の開化論と公論空間(池田勇太)
第6章 台湾出兵をめぐる東アジアの公論空間(塩出浩之)

第三部 ナショナリズム時代の「公論」と「交際」
第7章 「体験」と「気分」の共同体——戦間期の「聖地」ツーリズム(平山 昇)
第8章 「理性的な対話」による平和——太平洋問題調査会の試みとその限界(三牧聖子)
第9章 言葉による戦——アイデンティティをかけたアイヌの長い闘い(坂田美奈子)

あとがき
索引
執筆者紹介

The Public Sphere and Relationship Building in Modern East Asia
Hiroyuki Shiode, Editor


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