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発達認知神経科学 原著第3版

発達認知神経科学 原著第3版

A5判 412ページ
価格:7,000円+税
ISBN978-4-13-011134-8 C3011
奥付の初版発行年月:2014年12月

内容紹介

日々新たな知見が提示される脳科学.その膨大なデータが〈人間の発達〉を描き出し,障がいへの支援などに有益なものになるために必要な知識,考え方とはなにか.最新の知見をまとめ,ダイナミックで統合的な視点を提示する書,待望の全訳!本書は,Mark H. Johnson with Michelle de Haan, Developmental Cognitive Neuroscience, 3rd edition,Wiley-Blackwell,2010年の全訳.


目次

日本語版へのまえがき
第3版,第2版,初版のまえがき
図版初出一覧

1章 変化の生物学
 1.1 発達の視点
 1.2 発達の分析
 1.3 なぜ発達に対して認知神経科学的アプローチをとるのか?
 1.4 なぜ認知神経科学に対して発達的アプローチをとるのか?
 1.5 発達変化の原因
 1.6 ヒトの機能的脳発達に関する3つの見解
 1.7 本書の構成
2章 研究方法と研究の対象集団
 2.1 序 論
 2.2 行動的および認知的課題
 2.3 発達における脳機能の評価
 2.4 発達における脳構造の観察
 2.5 動物研究と遺伝子
 2.6 発達障害
 2.7 異常発達の脳
 2.8 感覚および環境の不安定要因
3章 遺伝子から脳へ
 3.1 遺伝子の歴史
 3.2 遺伝子機能の原理
 3.3 遺伝子と発達認知神経科学
 3.4 FOX-P2遺伝子
4章 脳の成り立ち
 4.1 霊長類の脳構造の概観
 4.2 出生前の脳の発達
 4.3 生後の脳発達
 4.4 皮質領野の発達:原始地図か,原始皮質か
 4.5 皮質の可塑性
 4.6 ヒトの皮質における発達差
 4.7 生後の脳発達:青年期
 4.8 生後の脳発達:海馬と皮質下構造
 4.9 神経伝達物質と神経調節物質(神経修飾物質)
 4.10 なにがヒトの脳をつくっているのか?
 4.11 一般的な要約と結論
5章 視覚,定位,および注意
 5.1 眼球優位性コラムの形成
 5.2 視覚定位活動の発達
 5.3 視覚的注意
 5.4 一般的要約と結論
6章 物理的世界についての知覚と活動:物体と数
 6.1 背側と腹側の視覚経路
 6.2 隠れた物体
 6.3 神経振動現象と物体処理
 6.4 数
 6.5 一般的要約と結論
7章 社会的世界の知覚と行為
 7.1 社会脳
 7.2 顔の認知
 7.3 ヒナにおける親への刷り込み行動
 7.4 脳の発達と顔の認知
 7.5 視線の知覚と作用
 7.6 他者の行動を理解し,予測すること
 7.7 非定型的な社会脳
 7.8 要約と結論
8章 学習と長期記憶
 8.1 顕在記憶の発達
 8.2 潜在記憶
 8.3 一般的要約と結論
9章 言 語
 9.1 序 論
 9.2 皮質部位の中には,言語獲得にとって必須のものがあるか?
 9.3 乳児における音声言語処理の神経的基礎
 9.4 脳の言語処理に対する経験の影響
 9.5 難読症
 9.6 健常な言語獲得と異常な言語獲得の神経基礎
 9.7 一般的要約と結論
10章 前頭葉,作動記憶,および意思決定
 10.1 序論
 10.2 前頭前皮質,物体の永続性,および作動記憶
 10.3 前頭前皮質,社会的意思決定と青年期
 10.4 前頭前皮質,技能学習,および相互作用的特殊化
11章 大脳の側性化
 “遺伝子偏り”モデルは…
 “脳偏り”モデルは…
 第3のモデルは…
 要約と結論
12章 相互作用特殊化説
 12.1 ヒトの機能的脳発達に関する3つの見解
 12.2 相互作用特殊化説
 12.3 選択的刈り込み
 12.4 区分化とモジュールの出現
 12.5 ネットワークの発現
 12.6 一般的要約と結論
13章 発達認知神経科学の統合に向けて
 13.1 序論
 13.2 遺伝子と認知発達
 13.3 発達における脳構造と機能との関係
 13.4 神経構成主義
 13.5 発達認知神経科学についてのいくつかの批判
 13.6 発達認知神経科学の適用
 13.7 結論としての意見

参考文献
監訳者あとがき(鳥居・鹿取)
索引(人名/事項)
訳者紹介


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