UPコレクション
増補新装版 農学の思想 マルクスとリービヒ
椎名 重明:著
四六判 304ページ
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-13-006525-2 C1361
奥付の初版発行年月:2014年09月
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-13-006525-2 C1361
奥付の初版発行年月:2014年09月
内容紹介
有機農業を破壊した元凶として不当におとしめられたリービヒをマルクス的理解にもとづき再評価する.「有機農法」に対する関心の高まりとそれと裏腹の関係にある農薬・肥料公害,自然破壊の問題に,あるべき農学を提起する.あらたに「補論 マルクスの自然概念・再考」を増補する.
目次
まえがき
序章 日本の農業と西洋の農業
第一章 リービヒの農学——その思想と科学
第二章 ローズおよびギルバートに代表される近代的農業論
第三章 国民経済学的地力概念————J・コンラートのリービヒ批判
第四章 土地に関する思想——歴史的考察
第五章 マルクスとリービヒ
補論 マルクスの自然概念・再考