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モノと空間のデザインを考える

モノと空間のデザインを考える

A5判 144ページ 並製
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-86463-124-2 C3072
奥付の初版発行年月:2021年04月 / 発売日:2021年03月中旬

内容紹介

SDGsのもとで、豊かさを
「実感できる」暮らしを実現するために
デザインは何をなすべきか?

武蔵野美術大学通信教育課程「環境形成デザイン」教科書。
生活環境におけるモノから空間までのデザインを複眼的に追究。
第1章「テクノロジー」では、身体性に基づいた機能を創出する技術とデザインの相関を考え、第2章「ライフスタイル」では、暮らしを支えるフィールドを使いこなす知識から文化の受容までを論じ、第3章「コミュニケーション」では、豊富な事例とともに言葉・モノ・空間を媒介に体験から生まれる情報を共有する方法を伝授する。

著者プロフィール

牧野 良三(マキノ リョウゾウ)

編著者:牧野 良三(マキノ リョウゾウ)
1951年生まれ。武蔵野美術大学造形学部芸能デザイン学科卒業。2008年、武蔵野美術大学造形学部通信教育課程工芸工業デザイン学科スペースデザインコース教授に就任。オペラ、バレエ等の舞台美術を手がけるとともに、隣接する領域(イベントのブースデザイン及びテーマパークの修景デザイン、アートディレクション等)を演出性の強い時空間としてとらえ、テーマ(意味)の可視化について、その可能性を探究している。また、良好なコミュニティーをつくるための造形ワークショップを主催している。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序章
第1章 テクノロジー
1. テクノロジーとは何か?
2. 暮らしにみるテクノロジー
3. これからの社会とデザイナー
4. デザインとテクノロジーの変遷
第2章 ライフスタイル
1. ライフスタイルとは
2. なぜライフスタイルか
3. 提案者としてライフスタイルとどう関わるか
第3章 コミュニケーション
1. 言葉による伝達
2. モノによる伝達
3. 空間による伝達
4. コミュニケーションとしての空間デザイン
4-1. 空間をデザインする
4-2. 造形による「場」の生成
4-3. 空間のインターフェイス:展示会場
4-4. 空間のインターフェイス:照明演出
4-5. 劇空間:場の共有と舞台美術
4-6. 劇空間:イメージの伝達と表現
5. コミュニケーションの可能性
5-1.「郷土愛」を育む造形ワークショップ
5-2. コミュニティー形成をめざすワークショップ


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