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絵画の材料

絵画の材料

B5変 160ページ 並製
定価:2,400円+税
ISBN978-4-86463-107-5 C3071
奥付の初版発行年月:2020年03月 / 発売日:2020年03月下旬

内容紹介

自由で豊かな絵画表現への第一歩は、絵画の材料を知ることからはじまる。

多種多様な画材があふれ選択の幅が広がる現在、自らの制作に最適な材料にめぐり会うこと、それが表現そのものに直結する。その出会いのために、本書ではさまざまな材料を知り、それらの特性を歴史や成分組成等の化学の観点を含めて多角的に捉えながら理解していく。17世紀以降、ほぼ忘れられた存在となっていた描画材料「金属尖筆(メタルポイント)」を手に、新たな感覚で今の世界を描き出す画家が、経験を踏まえて縦横に語る、絵画制作のための材料講義。

著者プロフィール

三浦 明範(ミウラ アキノリ)

1953年、秋田県生まれ。武蔵野美術大学造形学部教授。春陽会会員。日本美術家連盟会員。
76年、東京学芸大学卒業。83-84年、文化庁派遣芸術家国内研修員。96-97年、文化庁派遣芸術家在外研修員としてベルギーに滞在。油彩画材料、15世紀フランドル絵画を研修。
主な発表として「春陽展」、「東京セントラル油絵大賞展」、「昭和会展」、「安井賞展」、「具象絵画ビエンナーレ」、「両洋の眼・現代の絵画展」、“Lineart”(ゲント)、“Masterpieces”(ブリュッセル)、“KunstRAI”(アムステルダム)、「北京ビエンナーレ」、“PAN exhibition”(アムステルダム)、“Hedendaags Realisme”(アントワープ)、「リアルのゆくえ展」などに出品のほか、個展多数。
主な著書として『造形の基礎』(共著、武蔵野美術大学出版局、2020年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

I 絵具
1.油絵具
(1)油絵具の成分/(2)準備したい絵具/(3)画用液/(4)油彩画の技法
2.合成樹脂絵具
(1)アクリル絵具/(2)アルキド絵具/(3)その他の絵具
3.水彩絵具・グアッシュ
(1)透明水彩/(2)グアッシュ/(3)水彩の技法/(4)水彩絵具用メディウム
4.テンペラ
(1)卵黄テンペラ/(2)卵白テンペラ/(3)その他のテンペラ
5.エマルション絵具
(1)O/W絵具(テンペラ・グラッサ)/(2)W/O絵具/(3)混合技法
6.その他の絵具
(1)水・油両性絵具/(2)エンカウスティーク/(3)フレスコ

II 素描の材料
1.木炭・鉛筆・コンテ
(1)木炭/(2)鉛筆/(3)コンテ
2.メタルポイント(金属尖筆)
(1)メタルポイントの材料/(2)支持体とプレパレーション/(3)経時変化
3.インク
(1)没食子インク/(2)墨・インディアンインク/(3)セピア/(4)ビスタ
4.その他の素描材料
(1)パステル/(2)クレヨン/(3)色鉛筆/(4)ダーマトグラフ(グリースペンシル)/(5)その他
5.フィクサチーフ

III 支持体とプレパレーション
1.木板
(1)天然木/(2)合板/(3)パネル
2.布
(1)支持体としての布/(2)キャンバス
3.紙
(1)和紙/(2)洋紙
4.その他
(1)羊皮紙/(2)金属/(3)その他
5.プレパレーション
(1)下地塗料/(2)キャンバスづくりの例(半吸収性下地)/(3)木製パネル(吸収性下地)の例

IV 顔料
1.体質顔料
(1)主な体質顔料
2.有色顔料
(1)無機顔料/(2)有機顔料
3.主な絵具の色名と使用顔料一覧


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