中央大学社会科学研究所研究叢書44
政治空間における諸問題 有権者,政策,投票
三船 毅:編著
A5判 240ページ 上製
価格:2,970円 (消費税:270円)
ISBN978-4-8057-1346-4 C3331
奥付の初版発行年月:2025年02月 / 発売日:2025年02月下旬
価格:2,970円 (消費税:270円)
ISBN978-4-8057-1346-4 C3331
奥付の初版発行年月:2025年02月 / 発売日:2025年02月下旬
内容紹介
有権者と政治についての論集。研究者のみでなく,大学生,社会人にも勧めたい。世論調査・政治意識・選挙・住民投票に関わる問題について研究し,社会への提案・変化の可能性・含意などに言及する。各章は,1)住民投票における設問形式の問題,2)世論調査の信頼性,3)世論調査を巡る事件の真相,4)リカレント教育のあり方,5)無党派層の政治参加,6)政治行政への信頼感,7)棄権がもたらす政党間競争のメカニズム,からなる。6章までは実証研究であり,7章は理論的研究である。
著者プロフィール
三船 毅(ミフネ ツヨシ)
中央大学経済学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第1章 無党派の政治参加
第2章 住民投票における設問形式のパターンとそれらがもたらす帰結 ―投票争点および実施に至る政治過程に着目した分析―
第3章 政治・行政・裁判所への信頼性と個人属性 ―内閣府『満足度・生活の質に関する調査』を用いた分析―
第4章 大学におけるリカレント教育の展開 ―2000年代から2020年代の行政資料を対象とした概念分析―
第5章 「世論調査の信頼性」をめぐる自由回答の分析
第6章 日本におけるギャラップ伝説の終焉 ―1936年の奇跡の軌跡―
第7章 棄権の生成過程 ―有権者の棄権と政党間競争―