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 これからの家族と共働き社会を考えるワーク・ファミリー・バランス

ワーク・ファミリー・バランス これからの家族と共働き社会を考える

四六判 288ページ 並製
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-7664-2779-0 C3036
奥付の初版発行年月:2021年10月 / 発売日:2021年10月中旬

内容紹介

▼日本が目指すべき稼得・ケア共同型社会のあり方とは?

これまで内閣府の調査に携わり、スウェーデンとの比較から日本の政策に提言を行ってきた編者が中心となり、スウェーデン・ドイツ・オランダの子育て世代と、各国に家族で駐在した経験のある日本人に対して行ったインタビュー調査をもとに、4カ国の実態を比較する。

EUのなかでも福祉が充実し、多様な働き方・多様な家族のあり方を追求する3カ国で、男女が共に家族と仕事を両立するための政策がどのように機能し、どんな課題を抱えているか、生活の中からリアルに描き出す。

ベネフィットと課題を参考にして、これからの日本が目指すべき両立支援のあり方や価値観の変容について提言を行う画期的な一冊!

著者プロフィール

高橋 美恵子(タカハシ ミエコ)

大阪大学大学院言語文化研究科教授
ストックホルム大学社会学研究科博士課程修了.Ph.D.
主な著作: Gender Dimensions in Family Life: A comparative study of structural constraints and power in Sweden and Japan (Almqvist & Wiksell International, 2003), “Worklife balance in Japan: new policies, old practices”(共著 Worklife Balance: The Agency and Capabilities Gap, Oxford University Press, 2013),「ジェンダーの視点から見る日本のワーク・ファミリー・バランス──EU諸国との比較考察」(『フォーラム現代社会学』第13号,2014年)など.

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

まえがき  

序章 ワーク・ファミリー・バランス社会のあり方を考える(高橋美恵子)

第1章 共働き家族のリアル 日本(松田 智子)   

第2章 男女とも仕事と子育てを両立させる国 スウェーデン(高橋美恵子)   

 コラム スウェーデン人の働き方から学ぶ上司の姿勢とオンオフの使い
     分け
     仕事の時間の使い方と働く父親像に見る日本との違い

第3章 労働未来論から稼得・ケア共同モデルへ ドイツ(斧出 節子) 

 コラム ドイツ人のゴールは家庭生活、しかし仕事も充実
     会議の違いが決めるプライベート時間の確保
     ドイツは「人」が決めるのに対して日本は「組織が決める」

第4章 パートタイム大国 オランダ(善積 京子) 

 コラム オランダ人は合理的 効率よく仕事をして、家族時間を確保
     労働者の生活・権利が優先されるオランダ 顧客中心の日本 

第5章 同性カップルのワーク・ファミリー・バランス(釜野さおり)   
    欧州3カ国における制度と現実のはざまで

終章 日本のワーク・ファミリー・バランスの実現に向けて(高橋美恵子・善積 京子)

あとがき 
参考文献
執筆者プロフィール


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