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 哲学的研究コンヴェンション

コンヴェンション 哲学的研究

四六判 336ページ 上製
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-7664-2738-7 C3033
奥付の初版発行年月:2021年06月 / 発売日:2021年05月下旬

内容紹介

▼20世紀後半を代表する分析哲学者デイヴィド・ルイスの古典的処女作をついに邦訳!
▼人間行為の「調整」はなぜうまくいくのか? その論理的構造に迫る。
▼ゲーム理論、分析哲学、言語学にわたる重要な問題に解決を与える。

20世紀の社会科学、経済学に大きな変革をもたらしたゲーム理論。その中心的な概念である「共通知識」を最初に定式化し、古典となったルイスの『コンヴェンション』。その難解さゆえに「読まれざる名著」であったが、半世紀を経てついに邦訳なる。
社会科学のみならず、哲学、言語学といった人文科学の基礎も、本書抜きに語ることはできない。

著者プロフィール

デイヴィド・ルイス(デイヴィド ルイス)

言語哲学,数学の哲学,科学哲学,メタ倫理学など多くの分野で重要な貢献を残した20世紀後半を代表する分析哲学者.ハーバード大学においてW・V・クワインのもとで指導を受け,本書のもとになる博士論文を書き上げる.カリフォルニア大学ロサンゼルス校,プリンストン大学で教鞭をとる.著作に『反事実的条件法』(吉満昭宏訳,勁草書房),『世界の複数性について』(出口康夫監訳,名古屋大学出版会)などがある.

瀧澤 弘和(タキザワ ヒロカズ)

中央大学経済学部教授.東京大学経済学研究科博士課程満期退学.著書に『現代経済学:ゲーム理論・行動経済学・制度論』(中公新書),共編著にDiversity of Experimental Methods in Economics (Springer),訳書にヒース『ルールに従う:社会科学の規範理論序説』,共訳に青木昌彦『比較制度分析に向けて』(以上,NTT出版),監訳にグァラ『制度とは何か:社会科学のための制度論』(慶應義塾大学出版会)がある.

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

謝辞
序文(W・V・クワイン)

イントロダクション

Ⅰ コーディネーションとコンヴェンション
 1. コーディネーション問題の実例
 2. コーディネーション問題の分析
 3. コーディネーション問題を解決する
 4. コンヴェンション
 5. コンヴェンションの実例

Ⅱ コンヴェンションを精緻化する
 1. 共通知識
 2. コンヴェンションの知識
 3. コンヴェンションへのオルタナティヴ
 4. コンヴェンションの度合い
 5. コンヴェンションの帰結

Ⅲ コンヴェンションを対照する
 1. 合意
 2. 社会契約
 3. 規範
 4. ルール
 5. 同調的行動
 6. 模倣

Ⅳ コンヴェンションとコミュニケーション
 1. シグナルの実例
 2. シグナリングの分析
 3. 言葉シグナリング
 4. シグナルのコンヴェンション的意味
 5. シグナルの意味nn

Ⅴ 言語のコンヴェンション
 1. 可能諸言語
 2. 文法
 3. 可能言語における意味論
 4. 真実性のコンヴェンション
 5. 集団における意味論

結論

 文献

 『コンヴェンション』概要
 『コンヴェンション』解説
 解説文献
 索引


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