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 石油・民族・テロをめぐる地政学旧ソ連地域と紛争

旧ソ連地域と紛争 石油・民族・テロをめぐる地政学

B7 380ページ 上製
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-7664-1192-8(4-7664-1192-7) C3031
奥付の初版発行年月:2005年09月 / 発売日:2005年09月上旬

内容紹介

ソ連解体により独立を果たした旧ソ連構成一五共和国、とりわけコーカサス諸国は数多の民族紛争を抱え、またカスピ海の天然資源や地政学的位置の重要性ゆえに、ロシアおよび欧米諸国がその影響力を保持しようと当地の紛争、政治・経済に深く関与するため、その混乱の度合いは厳しいものとなっている。本書では、旧ソ連地域の国際関係・内政問題の文脈を押えつつ、特にコーカサス/アゼルバイジャンの事例に沿って、「紛争予防」や「人間の安全保障」といった平和構築への取り組みを検証する。


東京外国語大学大学院地域文化研究科専任講師
1972年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業(1995年)後、
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(1997年)ならびに同博士課程単位取得退学(2001年)。その間、国際連合大学秋野フェローとしてアゼルバイジャンに留学(2000-2001年)。日本学術振興会特別研究員【PD】(2001-2002年)、慶應義塾大学総合政策学部専任講師(2002-2005年)を経て、2005年より現職。
専門は国際政治、コーカサス地域研究、紛争研究、等。

目次

 序文
第1章 九・一一事件後のコーカサス
    --テロと紛争をめぐるグローバル・ガバナンス
 第1節 テロと紛争
 第2節 テロとグローバル・ガバナンス
第3節 テロ後のロシアの対コーカサス外交
第2章 旧ソ連地域の攻防
    --揺れる国際関係と石油をめぐる攻防
第1節 CISにおけるコーカサスの位置と安全保障
第2節 CIS内のサブ・リージョナル・グループ1:GUUAM
第3節 CIS内のサブ・リージョナル・グループ2:コーカサス4
第4節 カスピ海とエネルギーポリティクス
第3章 民族紛争と民主化
--ナゴルノ・カラバフ紛争とアゼルバイジャンの権威主義体制
第1節 ナゴルノ・カラバフ紛争の政治的考察--紛争激化の要因と冷戦終結の影響
第2節 紛争の政治的利用--ホジャル事件からの一考察
第3節 ナゴルノ・カラバフ和平と民族共存の展望
第4節 アゼルバイジャンの権威主義の成立と変容
終章 アゼルバイジャンは「革命」のドミノを回避できるか
   --旧ソ連地域の平和構築に向けて
 第1節 「革命」のドミノ?
 第2節 イルハム・アリエフの政治
 第3節 アゼルバイジャンで民主革命は起こるか
 第4節 おわりに——旧ソ連地域の今後の展望
  あとがき


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