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《協会ニュース》
―2006年4月―
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新設大学出版部の動向
大学出版部連絡会
大学出版部協会の求心力
――
有限責任中間法人
設立のご挨拶
理事長 山口雅己
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第22回(2000年度)
日本生命財団出版助成図書
刊行期間 平成13年4月〜平成14年3月
書名をクリックすると、詳細がご覧になれます。
1)ニホンザルの自然誌
−その生態的多様性と保全−
大井 徹(森林総合研究所関西支所・生物多様性グループ研究長)
増井憲一(「自然の会」代表)編著
東海大学出版会
2)第四紀逆断層アトラス
池田安隆(東京大学大学院理学系研究科)・
今泉俊文(山梨大学教育人間科学部)他 編
東京大学出版会
3)江戸幕府御用金の研究
賀川隆行(三井文庫研究員)著
法政大学出版局
4)近畿地区・鳥類レッドデータブック
−絶滅危惧種判定システムの開発−
山岸 哲(財団法人山階鳥類研究所所長・元京都大学大学院理学研究科教授)監修
江崎 保男(姫路工業大学教授)他 編著
京都大学学術出版会
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1)ニホンザルの自然誌
−その生態的多様性と保全−
大井 徹(森林総合研究所関西支所・生物多様性グループ研究長)
増井憲一(「自然の会」代表)編著
A5判・392頁
定価(本体7600円+税)
東海大学出版会
ニホンザルは、南北に長い日本列島の冷温帯から亜熱帯の森、海岸地帯から高山帯のみならず、人為的に改変された様々な環境にも生息している。本書では、ニホンザルの生息環境の多様性に着目し、環境適応を中心として生態学的な研究成果を基盤としてニホンザルの種としての実像を描き出す。また、ニホンザルの生態や生息環境、そしてサルに対する態度の変容をたどることにより、現代日本の自然の有様を描き、21世紀に伝えるべき自然とそのために日本人がなすべきことについての考察を深める。
〈略目次〉
第1部 北のサル
第1章 北限のサル ― 青森県下北半島
第2章 絶滅への階梯 ― 岩手県五葉山
第3章 北国の孤島に生きる ― 宮城県金華山島
第2部 山岳地帯のサル
第4章 森林限界を越えて ― 長野県北アルプス
第5章 与えるもの・乞うもの ― 栃木県日光
第6章 豪雪の谷に生きる ― 石川県白山
第7章 ダムに追われるニホンザル ― 富山県黒部峡谷
第3部 里のサル
第8章 捨てられるリンゴ、そしてサル ― 長野県伊那谷
第9章 温泉街に棲む ― 神奈川県西湘、静岡県熱海
第10章 猿害防止に取り組んで ― 広島県広島市
第4部 南のサル
第11章 野外博物館の試み ― 広島県宮島
第12章 サル学発祥の地から ― 宮崎県幸島
第13章 分布南限の島 ― 鹿児島県屋久島
第5部 ニホンザル考
第14章 タイワンザル渡来
第15章 ニホンザルの形態変異と環境要因
第16章 ニホンザルの生態的多様性
第17章 ニホンザルに学ぶ自然学の立場から
2)第四紀逆断層アトラス
池田安隆(東京大学大学院理学系研究科)
今泉俊文(山梨大学教育人間科学部)他 編
A3判・260頁
定価(本体20000円+税)
東京大学出版会
日本列島という活動的な島弧の地殻構造と地形を形作り、多くの大地震を引き起こしてきた逆断層。その分布・性状・起源を、1/5万の縮尺でこれまでになく詳細かつ正確に解説する。地下構造までを含めた検証により、主要逆断層帯の全貌が明らかとなった。大きい判型(A3判)を採用、数値地図を加工した迫力満点の等高線基図からは、逆断層とそれが作る見事な地形を鮮明に読みとることができる。活断層・地震学研究のみならず、防災対策・都市計画などにとっても第一級の基礎資料。
〈略目次〉
第 I 部 解説
1.まえがき
2.第四紀逆断層帯の地表表現とその時空間変化
3.断層システムの地下形状とスリップレート
4.日本の第四紀逆断層帯の起源とテクトニックな背景
第II部 日本の主要逆断層帯
1.北海道
2.東北
3.中部
4.近畿
3)江戸幕府御用金の研究
賀川隆行(三井文庫研究員)著
A5判・382頁
定価(本体7700円+税)
法政大学出版局
宝暦12年と天明5年の大坂御用金の指定・上納・返済・年賦証文などを分析、賦課命令とそれへの反発の実態や御用金投入による経済的効果ないし混乱の状況をつぶさに解明して、近世の借金・債権政策を追究する。さらに文久以降の金融・流通を担った御用商人や公的機関(三井組・大坂銅座・長崎会所・箱館産物会所など)の業務・財政構造を通して幕府の金融・経済政策を展望する。
〈略目次〉
第一章 宝暦期の大坂御用金
第二章 天明五年の大坂御用金と対馬藩
第三章 天明三年の融通御貸付銀と高崎藩
第四章 文久・慶応期の御為替三井組
第五章 文政・天保期の大坂銅座の財政構造
第六章 箱館産物会所と三井両替店
第七章 会計元立金と小西新右衛門
4)近畿地区・鳥類レッドデータブック
−絶滅危惧種判定システムの開発−
山岸 哲 監修(財団法人山階鳥類研究所所長・元京都大学大学院理学研究科教授)
江崎保男(姫路工業大学教授)他 編著
A4判・225頁
定価(本体5000円+税)
京都大学学術出版会
レッドデータブックは、生物多様性の危機を訴える啓蒙資料として役割を果たしてきたが、必ずしもその判定は科学的になされてはいない。一言で言えば、数人の専門家が寄り集まって、限られた情報をもとに研究者としての経験を加味して作ってきたのである。生き物を観察する目は少なくない。しかし、そうした観察者のもつ生息情報を客観的可視的なデータ置き換えること、そして、開発や気候変動など、さまざまな環境要因の変化を、その現況にクロスさせてはじめて、信頼できる危急性判定ができるのである。近畿における鳥類をフィールドに、絶滅判定の方法を探るとともに、親しみやすくかつ説得的な記述で絶滅危急度を示した、はじめての検証可能なレッドデータブック。50枚以上の大判カラー図版と種ごとの解説は、図鑑としても魅力的です。環境省自然環境局長推薦。
〈略目次〉
第1章 生物多様性の危機とレッドデータブック
第2章 科学的レッドデータブックのつくり方
第3章 近畿地方の鳥類レッドリスト
第4章 府県の概況と代表的な生息環境の保全
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