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 親鸞の智慧・主体性・社会性智慧の潮

智慧の潮 親鸞の智慧・主体性・社会性

A5判 並製
定価:3,000円+税
ISBN978-4-903281-31-5 C1015
奥付の初版発行年月:2017年01月 / 発売日:2017年01月下旬

内容紹介

「信じる宗教」として捉えられてきた親鸞の思想だがその本質は極めて多面的で重層的なものである。初期仏教や大乗仏教で重要視されてきた「智慧」「主体性」「社会性」に焦点を当てて13名の研究者が多様な見解を試みる。

著者プロフィール

ケネス・タナカ(ケネスタナカ)

武蔵野大学仏教文化研究所所長、武蔵野大学教授。1947年山口県生まれ、アメリカ育ち、米国国籍。東京大学(修士、インド哲学)、カリフォルニア大学バークレー校(Ph.D.、仏教学)。専門分野:浄土教、アメリカ仏教、仏教キリスト教対話。主な著作:The Dawn of Chinese Pure LandDoctrine (『中国浄土教教義の曙』、ニューヨーク大学出版)、『真宗入門』(島津恵正訳、法蔵館)、『アメリカ仏教』(武蔵野大学出版会)

小川一乗(オガワイチジョウ)

大谷大学名誉教授

藤能成(フジヨシナリ)

龍谷大学特任教授

前田壽雄(マエダヒサオ)

武蔵野大学非常勤講師

田中無量(タナカムリョウ)

龍谷大学元非常勤講師

武田龍精(タケダリュウセイ)

龍谷大学名誉教授

デニス・ヒロタ(デニスヒロタ)

龍谷大学名誉教授

川添泰信(カワソエタイシン)

龍谷大学教授

渡邊了生(ワタナベノリオ)

龍谷大学・相愛大学非常勤講師

斎藤信行(サイトウシンギョウ)

龍谷大学特任講師

末木文美士(スエキフミヒコ)

東京大学名誉教授

加来雄之(カクタケシ)

大谷大学教授

大來尚順(オオギナオユキ)

武蔵野大学仏教文化研究員

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序論 ケネス・タナカ

Ⅰ智慧
第一章 小川一乗 釈尊の「証」から親鸞の「真実証」へ――愚の自覚を生む智慧
第二章 藤 能成 仏道としての浄土真宗――「信心の智慧」の意味 
第三章 前田壽雄 親鸞における智慧 
第四章 田中無量 親鸞における「智慧」の構造の原点――世親・曇鸞の浄土教における「智慧」
第五章 ケネス・タナカ 親鸞における信心の智慧の側面――体験的視点 

Ⅱ主体性
第六章 武田龍精 親鸞浄土仏教における阿弥陀如来と凡夫存在の入不二的関係論 
第七章 デニス・ヒロタ 親鸞浄土教におけるホーリズムとその意義――ハイデガー哲学に照らして 
第八章 川添泰信 親鸞における人間様態の問題――三哉が明かすもの
第九章 渡邊了生 親鸞が語る「自力」概念の基底とは――「信罪福心」 
第十章 斎藤信行 親鸞から覚如へ――菩薩としての主体の放棄 

Ⅲ社会性
第十一章 末木文美士 『教行信証』における往相・還相の問題 
第十二章 加来雄之 如来の智慧のなかに生きる意味――還相回向と仏身仏土 
第十三章 大來尚順 親鸞とエンゲージド・ブディズム――「非僧非俗」の再解釈 

抜粋的まとめ ケネス・タナカ


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