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ドキュメンタリーからフィクションまで映像の可能性を探る

専修大学社会科学研究所 社会科学研究叢書20
映像の可能性を探る ドキュメンタリーからフィクションまで

A5判 260ページ 上製
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-88125-328-1 C3074
奥付の初版発行年月:2018年03月 / 発売日:2018年03月下旬

内容紹介

20世紀後半、映像による視覚文化が発展するプロセスで、映像(とくにドキュメンタリー映画)がどのような作用を及ぼすものとして扱われてきたか、つまり、いかなる方法として映像ないしドキュメンタリーが存在してきたかを考察、いくつかの側面から検討する。


目次

まえがき

第1章 ストローブ=ユイレ・プラス・ゴダール   下澤和義
    ―音楽を映像に記録するとはどういうことか

第2章 ドキュメンタリーとフィクションのはざまで   上原正博
    ―『アクト・オブ・キリング』と『ジェイコブズ・ラダー』におけるリアリティ

第3章 写真とことばと「不在」へのまなざし   根岸徹郎
    ―ジャン・ジュネ「の」パレスチナに向けて

第4章 中国映像歴史学の挑戦   土屋昌明
    ―胡傑監督『林昭の魂を探して』について

第5章 中国宗教儀礼における映像人類学   三田村圭子

第6章 日本における中国映画の受容史   劉文兵
    ―徳間康快主催の「中国映画祭」を中心に


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