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 蓋然性要件の取扱いを中心として非金融負債会計の研究

非金融負債会計の研究 蓋然性要件の取扱いを中心として

A5判 224ページ 上製
定価:2,800円+税
ISBN978-4-88125-287-1 C3033
奥付の初版発行年月:2014年02月 / 発売日:2014年04月上旬

内容紹介

「非金融負債」というテーマは,未だ会計基準としての結論を得ていない。本書は,次の三つを課題とし,その解明に取り組んでいる。「非金融負債」はどう会計処理されるべきか。「資産除去債務」の会計処理の矛盾点と解決策の考察。「蓋然性要件の削除」の再検討の必要性の提示。

著者プロフィール

松本 徹(マツモト トオル)

1967年 山口県生まれ
2010年3月 法政大学大学院経営学研究科修士課程を経て修士(経営学)を取得。
2013年3月 専修大学大学院商学研究科博士後期課程を経て博士(商学)を取得。
現在 国際医療福祉大学医療福祉学部講師。
主要学術論文:「非金融負債会計の認識における蓋然性要件の一考察」『会計論叢』第8号 明治大学専門職大学院会計専門職研究科2013年。「非金融負債会計の国際的な動向とわが国の対応」『會計』第182巻第4号 森山書店2012年。「環境負債の会計処理に関する諸問題」『会計論叢』第7号 明治大学専門職大学院会計専門職研究科2012年。「資産除去債務の会計処理方法に関する一考察」『専修社会科学論集』第40号 専修大学大学院学友会2011年。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はしがき
序章 本書の目的と構成
第1章 非金融負債会計の変遷
-日本・米国・IASBの引当金会計-
はじめに
1 日本
2 米国
3 IASB
4 まとめ
第2章 非金融負債の概要 -非金融負債と引当金の異同―
はじめに
1 国際的な負債に関するプロジェクトと我が国の動向
2 IASB
3 日本
4 非金融負債と引当金の異同
5 まとめ
第3章 非金融負債会計と資産除去債務
-会計処理に関する一考察-
はじめに
1 資産除去債務の概要
2 FASBにおけるSFAS第143号導入の背景
3 IASBにおける資産除去債務に関連する基準
4 認識範囲に関する企業会計基準委員会の見解とその特徴
5 会計処理に関する企業会計基準委員会の見解
6 会計理論からの考察
7 会計処理の考察
8 資産除去債務の会計処理に関する試案
9 まとめ
第4章 非金融負債会計と蓋然性要件(1)
-蓋然性要件の現況とその変遷-
はじめに
1 日本
2 米国
3 IASB
4 環境負債と蓋然性要件
5 まとめ
第5章 非金融負債会計と蓋然性要件(2)
-蓋然性要件の削除に関する考察-
はじめに
1 蓋然性要件の方向性
2 蓋然性要件の取扱い
3 蓋然性要件の削除の評価点・問題点
4 IASBの蓋然性要件の削除理由の検討
5 負債の認識範囲の拡大
6 非金融負債と非金融資産の対称性
7 まとめ
第6章 非金融負債会計の構築と課題
―わが国「引当金に関する論点の整理」の検討に際して―
はじめに
1 「非金融負債」の本質を踏まえた議論
2 会計観
3 概念フレームワークとの整合性
4 蓋然性要件の削除の再検討
5 まとめ
終章 ―本書の総括
付録 有形固定資産の取得後支出の会計処理に関する一考察


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