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 絵図・地図が語る世界大地の肖像

大地の肖像 絵図・地図が語る世界

B5判 510ページ
定価:7,500円+税
ISBN978-4-87698-712-2 C3025
奥付の初版発行年月:2007年03月 / 発売日:2007年03月中旬

内容紹介

絵図・地図に表現された「大地の肖像」は,古代から現代に至るまでわれわれ人類の世界観を映し出してきた.その時代の世界認識を映すだけでなく,逆にその肖像に触発されて新しい地平を切り開く作用も果たしてきたのである.ここでは,絵図・地図を地理学のみの狭い視野から解き放ち,歴史学など関連諸学からのアプローチを大胆に取り入れて多面的に考究する.


目次

口絵/口絵解説

 
Ⅰ 古代・中世の世界観

第一章 中国古代の世界観(吉本 道雅)
第二章 インド洋の陸封と解放
─「プトレマイオス図・イドリースィー図・古今華夷区域要図」関係論─ (応地 利明)
第三章 東西の世界図が語る人類最初の大地平(杉山 正明)
第四章 法隆寺所蔵「五天竺図」についての覚え書き (ジャメンツ・マイケル)
第五章 坊津一乗院聖教類等所収「日本図」について  (野田 泰三)

Ⅱ 新しい大地へのまなざし

第六章 マルティニ・アトラス再考(中砂 明徳)
第七章 近世ヨーロッパのフロンティアとしてのウクライナ─ギョーム・ル・ヴァスール・ド・ボープランの地図と地誌をめぐって─(小山 哲)
第八章 ロシア帝国とシベリア図─レーメゾフ作製の『シベリア地図帳』を事例として─(山田 志乃布)
第九章 十八世紀後期における北辺認識の展開(岩崎奈緒子)
第十章 満洲語で記された「黒龍江流域図」( 承  志)

Ⅲ 地域の認識と把握

第十一章 回憶のなかの戦国城下町─吉田郡山古図の景観表現とその変化─(山村 亜希)
第十二章 羽柴秀吉陣立書の周辺─羽柴・惟住関係の検討を中心に─(尾下 成敏)
第十三章 朝鮮で製作された二枚の世界図における朝鮮図(ケネス・ロビンソン)

Ⅳ 近世・近代の知識と地図

第十四章 東アジアにおける楊子器図の展開(井上 充幸)
第十五章 寛永日本図の改訂とその実像(川村 博忠)
第十六章 二つの正保日本図(藤井 讓治)
第十七章 「新訂万国全図」の編集過程をめぐって(金田 章裕)

Ⅴ コレクションの意義

第十八章 本居宣長の地図利用─日本図・世界図を中心に─(上杉 和央)
第十九章 木村蒹葭堂と地図(有坂 道子)
第二十章 中国古地図の再会─台北故宮博物院所蔵図の整理と考察─(李 孝聡)
第二十一章 中国の分省地図─陝西省図を中心に─(礪波 護)
補章 混一疆理歴代国都之図の系譜をめぐる一視角(金田 章裕)

あとがき
編者・執筆者紹介


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