大学出版部協会

 

ロボットからヒトを識る

大阪大学総合学術博物館叢書14
ロボットからヒトを識る

A4判 94ページ 並製
定価:2,000円+税
ISBN978-4-87259-524-6 C1353
奥付の初版発行年月:2018年03月 / 発売日:2018年04月中旬

内容紹介

阪大ロボット研究の特徴ともいえるヒューマノイドやアンドロイド他、さまざまなロボットたち。大阪大学は、マシンとしてのロボット研究よりも、生物寄りのロボット研究が盛んで、国際的にも有名です。それは人を識(知)るための研究なのです。企画展に登場したロボットたちと、ロボットたちのココロの創生に夢をもつロボット研究者の足跡を多数の図版とともに紹介します。

出版部から一言

西暦2050年「サッカーの世界チャンピオンチームに勝てる、自律型ロボットのチームを作る」という研究者の夢はどうなるのでしょうか。ロボットは「ココロ」を持つようになるのでしょうか。大阪大学のロボット研究がビジュアルな1冊にまとめられました。

著者プロフィール

河合 祐司(カワイ ユウジ)

(第5章、おわりに)
2017年大阪大学大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻博士号(工学)取得。同年4月から同大学大学院同研究科助教。専門分野は計算論的神経科学および認知発達ロボティクス。

浅田 稔(アサダ ミノル)

(はじめに、第1章、第2章、おわりに)
1982年大阪大学大学院基礎工学研究科後期課程修了。1997年から大阪大学大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻教授。2017年からロボット学会代表理事(副会長)。専門分野は認知発達ロボティクス。著書は『ロボットインテリジェンス』(共著、岩波書店)や『ロボットという思想』(NHKブックス)など多数。

池本 周平(イケモト シュウヘイ)

(第2章、第3章)
2010年大阪大学大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻博士号(工学)取得。
現在、大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻助教。専門分野は生物規範型ロボティクス・アルゴリズムおよび物理的な人間-ロボット間インタラクション。

小川 浩平(オガワ コウヘイ)

(第2章)
2010年公立はこだて未来大学システム情報科学研究科博士号(システム情報科学)取得。2012年から大阪大学大学院基礎工学研究科特任助教。2017年から同講師。専門分野は知能ロボット学およびヒューマンロボットインタラクション。

細田 耕(ホソダ コウ)

(第3章)
1993年京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。2010年情報科学研究科教授、2014年基礎工学研究科教授となり現在に至る。2005年~2011年科学技術振興機構ERATO浅田共創知能プロジェクトグループリーダー。
専門分野はロボット制御、ソフトロボティクス。著書に『柔らかヒューマノイド ロボットが知能の謎を解き明かす』(化学同人)がある。

吉川 雄一郎(ヨシカワ ユウイチロウ)

 (第4章)
2005年大阪大学大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻博士号(工学)取得。2010年8月から同大学大学院基礎工学研究科・システム創成専攻講師。2013年4月から同准教授。専門分野は人と関わるロボットおよび認知発達ロボティクス。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに  浅田 稔


第1章 形・動きからコミュニケーション そしてココロの創成へ  浅田 稔


形・動きからコミュニケーション そしてココロの創成へ


第2章 アンドロイド―人間酷似型ロボット―

アンドロイド・サイエンス  小川 浩平

Repliee R1―5歳の子どもロボット―  小川 浩平

CB2―Child-robot with Biomimetic Body―  池本 周平

Erica―ロボットの人間らしさ―  小川浩平

レオナルド・ダ・ヴィンチアンドロイド―学際融合のパイオニア―   浅田 稔


第3章 柔らかく動く人工筋ロボット


柔らかな身体の知能  池本 周平

上肢ロボット―環境と触れ合うための柔軟性―  池本 周平

空脚K―跳躍における関節の連動―  池本 周平

三次元二足歩行ロボットPneumatシリーズ―歩行のための身体設計―  細田 耕

PneuHound―高速な四脚走行への挑戦―  細田 耕

Pneupard―身体に埋め込まれた歩行パターン―  細田 耕


第4章 コミュニケーションを促す子ども型ロボット  吉川 雄一郎


人と人をつなぐロボット

M3-Neony―人と触れ合うロボット―

M3-Kindy―人と共に歩くロボット―

CommUとSota―実社会で人と関わるロボット―


第5章 ロボカップ・阪大チームの歴史  河合 祐司


ロボカップ

ロボカップサッカー・阪大チームの歴史

AIBO―愛くるしい犬型ロボット―

HOAP―希望を背負った二足歩行ロボット―

VisiON―五連覇を達成したヒューマノイド―

VisiON 4G―性能に磨きがかかった(FORGE)第四世代―

Tichno-RN―チームワークに支えられた大人サイズロボット―

Nao―多様な社会で人と共生する仲間―


第6章 イタリアからのコメント


  Science and technology as elements of a sustainable paradigm  Fiorenzo Galli

  持続可能なパラダイムの要素としての科学と技術  フィオレンツォ・ ガリ


  The android of Leonardo da Vinci presented at“ Museo Nazionale della Scienza e della Tecnologia” Leonardo da Vinci in Milano, September 2015  Giulio Sandini

  2015年9月にミラノのレオナルド・ダ・ ヴィンチ記念国立科学技術博物館でお披露目されたレオナルド・ダ・ヴィンチのアンドロイド  ジュリオ・サンディニ


おわりに


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