大学出版部協会

 

 ─天神伝承を読み解く─奇想天外だから史実

阪大リーブル053
奇想天外だから史実 ─天神伝承を読み解く─

四六判 222ページ 並製
定価:1,800円+税
ISBN978-4-87259-438-6 C1321
奥付の初版発行年月:2016年03月 / 発売日:2016年04月中旬

内容紹介

「時間も空間も自由自在に行き来して歴史を探偵する髙島先生。いつもは笑顔ですが、定説を疑うときになると眼が「キラリ」と光って、ちょっと怖いです。」(内田樹)


「創世神話」や「英雄伝説」には,荒唐無稽にみえるプロットやファクターから成り立っているものが少なくないが,その時代状況を分析することにより,そこに込められた深遠なメッセージが浮かび上がってくる.本書では,日本史上初めて人間を〈カミ〉に祀り上げた天神伝承をテキストとして,「七本松伝承」や「渡唐天神伝承」などにまつわる文献を丹念に辿り,読み解くことにより,意外な史実を紡ぎ出し,その面白さを伝える.

著者プロフィール

髙島幸次(タカシマ コウジ)

1949年大阪生まれ。龍谷大学大学院文学研究科修士課程修了。大阪大学招聘教授、追手門学院大学客員教授、大阪天満宮文化研究所研究員などを兼務。夙川学院短期大学名誉教授。近江地方史および天神信仰史を専攻。主な著作として『本願寺史料集成 元和日記』(同朋舎出版)、『大阪天満宮の歴史』(共著、思文閣出版)、『天満宮御神事御迎船人形図会』(東方出版)、『大阪の神さん仏さん』(共著、140B)や、『新修大津市史』『野洲の部落史』など滋賀県下の地方誌史多数。NPO法人上方落語支援の会理事、天満天神繁昌亭大賞選考委員なども勤める。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序章 神仏習合と天神信仰
一 神仏習合の風景
二 反国家的な〈カミ〉

第一章 大阪天満宮の「七本松伝承」
一 七本松伝承を読むために
二 大将軍社のメッセージ
三 「千」と「七」のメタファー
四 「松」のメタファー

第二章 飛梅伝承と渡唐天神伝承
一 菅公愛梅説
二 「飛梅伝承」の変遷
三 北野天満宮の松と安楽寺の梅
四 渡唐天神伝承

第三章 天神信仰と鶏・牛・柘榴
一 道明寺鶏鳴説話
二 神牛伝承
三 柘榴天神伝承


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。