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総合学習とアート

総合学習とアート

A5判 256ページ 並製
定価:2,000円+税
ISBN978-4-86463-098-6 C3037
奥付の初版発行年月:2019年04月 / 発売日:2019年03月中旬

内容紹介

ムサビ「美術と福祉プログラム」21年間の実績から、いま必要とされる
「総合的な学習(探究)の時間」の歴史・理論から具体的な実践例まで!

新学習指導要領に対応。小・中学校の「総合的な学習の時間」、高等学校の「総合的な探究の時間」を指導する教師のために、詳しい理論と歴史解説、すぐに現場で活かせる技法をまとめた1冊。予測不可能な21世紀に必要とされる思考力・判断力・表現力等を培うには横断的な学びが欠かせない。「表現」を眼目とする美術の教員こそ、教科の垣根を越えて他の教員と手を携え、すべての子どもたちが主人公となるような主体的で対話的な学びを担うことができる。

著者プロフィール

高橋 陽一(タカハシ ヨウイチ)

一九六三年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。武蔵野美術大学造形学部教授。日本教育史(国学・宗教教育)を専攻。著書に『新しい教育通義』、『ファシリテーションの技法─アクティブ・ラーニング時代の造形ワークショップ』、『美術と福祉とワークショップ』(いずれも武蔵野美術大学出版局)、『くわしすぎる教育勅語』(太郎次郎社エディタス、二〇一九年)、『共通教化と教育勅語』(東京大学出版会、二〇一九年)。監修に『ワークショップ実践研究』、共編著に『特別支援教育とアート』、『道徳科教育講義』、『新しい教育相談論』、『造形ワークショップ入門』、『新しい教師論』、『新しい生活指導と進路指導』、『造形ワークショップの広がり』(いずれも武蔵野美術大学出版局)、共著に岩波書店編集部編『教育勅語と日本社会』(岩波書店、二〇一七年)、教育史学会編『教育勅語の何が問題か』(同、二〇一七年)、駒込武/奈須恵子/川村肇編『戦時下学問の統制と動員 日本諸学振興委員会の研究』(東京大学出版会、二〇一一年)、東京大学史史料室編『東京大学の学徒動員・学徒出陣』(同、一九九八年)、寺﨑昌男/編集委員会編『近代日本における知の配分と国民統合』(第一法規出版、一九九三年)ほか。

杉山 貴洋(スギヤマ タカヒロ)

一九六九年生まれ。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。白梅学園大学子ども学部発達臨床学科教授。武蔵野美術大学非常勤講師(教職課程)。船堀中央保育園、白河かもめ保育園、南砂さくら保育園、たいとうこども園、大和東保育園、亀戸こころ保育園、神田淡路町保育園大きなおうち、造形ワークショップ講師。二〇〇八年、一〇年、一一年、一三年にキッズデザイン賞を受賞。第四九回冨田博之記念賞、第七回こども環境学会活動賞受賞。共著に『ワークショップ実践研究』『造形ワークショップの広がり』『造形ワークショップ入門』『特別支援教育とアート』(武蔵野美術大学出版局)ほか。

葉山 登(ハヤマ ノボル)

一九四九年生まれ。東京学芸大学修士課程修了。横浜創英大学教授、武蔵野美術大学非常勤講師。色彩造形研究所所長、彫刻家。武蔵野美術大学卒業後、パリ国立美術学校客員教員を経て小学校・中学校・高校・大学の図画工作・美術教師となり、幼児から高齢者に至るまでの美術教育に携わっている。著書『色彩造形教育の実践─自我形成へのアプローチ』(はる書房、二〇〇一年)、『生きる力を強めるために─心障学級での色彩造形教育』(同、一九九二年)。共著『障がい児保育』(光生館、二〇一二年)、『特別支援教育とアート』(武蔵野美術大学出版局、二〇一八年)、『造形ワークショップの広がり』(同、二〇一一年)、『ワークショップ実践研究』(同、二〇〇二年)。論文「動的な世界とのかかわりに着目した色彩造形教育」(白梅学園大学子ども学研究所「子ども学」編集委員会編『子ども学』第三号、萌文書林、二〇一五年)。

川本 雅子(カワモト マサコ)

一九七七年生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。東京学芸大学大学院美術教育専攻美術科教育コース修了。高齢期を見据えた美術教育の在り方、障害者や高齢者の特性を考慮した表現や造形活動について研究。武蔵野美術大学非常勤講師として教職課程、通信教育課程で教鞭をとる一方、障害者支援施設や自閉症等の子どもを対象とした造形教室などでワークショップ活動を実施。共著に『造形ワークショップの広がり』『造形ワークショップ入門』『特別支援教育とアート』(武蔵野美術大学出版局)。

田中 千賀子(タナカ チカコ)

一九八三年生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程修了。博士(造形)。武蔵野美術大学非常勤講師、森林総合研究所多摩森林科学園非常勤研究員など。日本教育史、美術教育を専攻。著書『近代日本における学校園の成立と展開』(風間書房、二〇一五年)、共著『特別支援教育とアート』(武蔵野美術大学出版局、二〇一八年)、『造形ワークショップ入門』(同、二〇一五年)。論文に「学校園概念の成立─一九〇五年学校園施設通牒をめぐって─」『日本の教育史学』第五二集、「東京市の公立小学校における学校園の展開」『日本の教育史学』第五五集、「明治後期の教育課程論における学校園の美的観念と道徳教育─東京高等師範学校附属小学校を中心に─」『成城大学共通教育論集』第四号、「奈良女子高等師範学校附属小学校の学習園」『日本教育史学会紀要』第八巻ほか。

有福 一昭(アリフク カズアキ)

一九五八年生まれ。有明教育芸術短期大学教授。多摩美術大学大学院美術研究科油画専攻修了後、材料学研究室研究員を経て、一九八五~二〇一五年「こどもの城」で幼児から大人までの様々なワークショップ、造形教育に携わる。共著に『ペーパーパラダイス』(こどもの城、二〇〇〇年)、『ブルーノ・ムナーリのアートとあそぼう』(日本ブルーノ・ムナーリ協会、二〇〇六年)、『造形ワークショップの広がり』(武蔵野美術大学出版局、二〇一一年)、『特別支援教育とアート』(同、二〇一八年)、『ニューカラーパラダイス二〇一四』(リンテック株式会社、二〇一四年)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

まえがき  高橋陽一

第1部 基礎・基本編
 第1章 総合的な学習の時間の理念と歴史  高橋陽一
 第2章 総合的な学習の時間の目標  高橋陽一
 第3章 総合的な学習の時間の指導と評価  高橋陽一
 第4章 総合的な学習の時間の指導計画  高橋陽一

第2部 技法編
 第5章 調べ学習の技法:情報の活用  高橋陽一
 第6章 調べ学習の技法:聞き取り  高橋陽一
 第7章 体験学習の技法:ルールとマナー  高橋陽一
 第8章 体験の共感を表現する紙芝居  杉山貴洋
 第9章 体験の軌跡をたどる報告書作り  葉山 登

第3部 事例研究
 第10章 地域と総合学習  杉山貴洋
 第11章 色彩で交流する  葉山 登
 第12章 子どもたちの高齢者理解を育む造形活動  川本雅子
 第13章 環境保全をめぐる総合学習  田中千賀子
 第14章 竹─自然と伝統文化─  有福一昭
 第15章 地域の歴史と伝統文化  高橋陽一

あとがき  高橋陽一
索引


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