大学出版部協会

 

 芸術文化がつくる地域社会ワークショップのはなしをしよう

ワークショップのはなしをしよう 芸術文化がつくる地域社会

A5判 224ページ 並製
定価:1,700円+税
ISBN978-4-86463-046-7 C3037
奥付の初版発行年月:2016年02月 / 発売日:2016年02月上旬
発行:武蔵野美術大学出版局  
発売:武蔵野美術大学出版局
この大学出版部の本一覧
在庫あり

内容紹介

アートやデザインは誰のものか。ワークショップを通して、生活に根づいた芸術文化の育成を実践してきた著者の、試行錯誤と結実を一冊にまとめた本である。徳島神山町での大人も巻き込んだ地域ぐるみの「私たちの町」探検から、安曇野松川村でのワークショップの成果ともいうべき住民主体の絵本作りまで。アートとデザインの力で、本来、創造的な営みであった生活を取り戻し、それを未来へと繫いでいこう——著者の信念と、学生の自由なアイデアと、住民のエネルギーに満ちた、ひと味もふた味も違うワークショップ本。

著者プロフィール

今井 良朗(イマイ ヨシロウ)

武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科教授。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

1. 地域に密着したワークショップの試み
徳島県 神山町・勝浦町 KamiyamArt 1999—

徳島県と武蔵野美術大学芸術文化学科の連携/第一回ワークショップ「とくしま・東方・験・文・録 KamiyamArt 2000」/二〇〇二年、徳島県の事業から離れて地元の力で継続/第二回ワークショップ「みつけた!ぼくのわたしの好きな場所」/第六回ワークショップ「見つけた!神山のゆかいななかまたち!—オリジナル色紙を使ってコラージュ作品をつくろう」/キャンプファイア—共有し記憶にとどめる/地域社会と芸術文化活動


2.アートがつなぐ、人の「場」と「縁」
北海道 網走市 オホーツク ・アートセミナー 1998—2001

暮らしに根づく創造性—素晴らしい作品との出会い/日常的に繋ぎ役を担う人たちの存在/つくる喜びと楽しさをいかに見いだすか—素材・達成感・共同体/地域に根づく芸術・文化を支えるもの/エコーセンター—交流と学びを育てる場所/記憶はよみがえり、つながっている


3.生活に根づく芸術文化の実践
長野県 安曇野松川村 安曇野アートライン・サマースクール 2002—
安曇野まつかわサマースクール 2009—

作家との共同ワークショップを模索/第一回 安曇野アートライン・サマースクール「あなたの感じる安曇野をかたちに」/第二回 安曇野アートライン・サマースクール「のぞいてみようよ安曇野を!つくってみようよぼくらの王国!」/第三回 安曇野アートライン・サマースクール 「みんなでさけぼう あずみっけ!! 音ぬしさまみーつけた」/第四回 安曇野アートライン・サマースクール「風、青い空、ぼくもわたしもひらひらたなびく!」/第五回 安曇野アートライン・サマースクール「村へとびだせ!! イロイロワイワイ色職人」/六年目の問題検証—立場ごとに異なる目的と認識/再スタート 第六回 安曇野アートライン・サマースクール「チョキチョキ、ペッタン ただいま安曇野はりかえ中!!」/安曇野のよさを再発見する/地域活動とワークショップが抱える問題 立場の違いを超えて継続する/第七回 安曇野アートライン・サマースクール 「みんなで見上げよう、今日だけの空」/地域の文化と歴史を知ること—ワークショップの展開点/第一〇回 安曇野まつかわサマースクール 「めぐるぐるぐるおいしい記憶」/「食」をテーマに、世代を超えた取り組み/第一一回 安曇野まつかわサマースクール「めくるめく!安曇野カルタであ・い・う・え・お」/食と暮らしからみる芸術文化


4.ワークショップから絵本づくりへ 松川村の文化と食を伝える
『とんすけとこめたろう はじめての松川村』、レシピ本『松川村の行事食と伝えたい料理』

松川村+武蔵美の「絵本プロジェクト」/オリジナル絵本のアイデア/物語の構想—松川村らしい絵本/「とんすけ」+「こめたろう」の物語/「とんすけとこめたろう」の画面づくり/レシピ本『松川村の行事食と伝えたい料理』/絵本・レシピ本が繋ぐ、人と地域の活動/コミュニティを育てるワークショップ/安曇野まつかわフォーラム/記憶を語る、伝える、残す

神山・勝浦・安曇野スタッフ一覧


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。