大学出版部協会

 

デザイン人間工学の基本

デザイン人間工学の基本

A5判 472ページ 並製
定価:2,300円+税
ISBN978-4-86463-032-0 C3050
奥付の初版発行年月:2015年04月 / 発売日:2015年03月中旬

内容紹介

人間工学は人間と機械の調和を考える。デザインは人間と機械の関係を可視化する。書きやすいボールペンの径は何㎜? 座り心地のいいイスの背の角度は? 時速60キロで走行する車のスピードメータを瞬時に読み取るための文字の大きさは? 基礎理論から応用事例の紹介とその検証まで、デザイン人間工学を総合的・多角的に学ぶ必携の書。理論数値と美的感性をミックスし、機能的で安全で美しい「ヒトとモノ」の関係を考える。
『ハード・ソフトデザインの人間工学講義』(2002年、武蔵野美術大学出版局刊行)を大幅改訂。

著者プロフィール

山岡 俊樹(ヤマオカ トシキ)

1971年千葉大学工学部工業意匠学科卒業。1991年千葉大学自然科学研究科博士課程修了。
1971年東京芝浦電気(株)入社。1995年株式会社東芝デザインセンター担当部長(兼)情報・通信システム研究所ヒューマンインタフェース技術研究センター研究主幹。
1998年和歌山大学システム工学部デザイン情報学科教授(学術博士)。
2014年京都女子大学家政学部生活造形学科教授(学術博士)、和歌山大学名誉教授。

岡田 明(オカダ アキラ)

1980年 千葉大学大学院工学研究科修士課程修了。
大阪市立大学大学院生活科学研究科教授。医学博士。

田中 兼一(タナカ ケンイチ)

1982年北海道大学工学部博士課程修了。
日産自動車(株)車両要素技術開発本部内外装技術開発部。工学博士。

森 亮太(モリ リョウタ)

2008年和歌山大学大学院システム工学研究科博士課程修了。
長野県短期大学生活科学科生活環境専攻助教。工学博士。

吉武 良治(ヨシタケ リョウジ)

1986年九州芸術工科大学(現九州大学)大学院修士課程修了。
1986年日本アイ・ビー・エム(株)入社。大和研究所・人間工学、UXデザインセンター、グローバルビジネスサービス等に所属。2008年より部長/STSM。
2013年芝浦工業大学デザイン工学部デザイン工学科教授、工学博士。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

Ⅰ 基礎編
1. 人間工学とは
1-1. 人間工学の定義 
1-2. ヒューマン・マシン・インタフェースの5 側面
1-3. 人間―機械系の役割分担(割当)
1-4. ユーザ要求事項
2. デザイン人間工学とは
2-1. デザイン人間工学のプロセス 
2-2. デザイン人間工学を活用した蛇口のデザイン例
3. 人間の情報処理
3-1. 感覚・知覚(感覚の特性、視覚、聴覚およびその他の感覚系)
3-2. 人間の情報処理(認知、注意、記憶)
4. 人間の身体情報
4-1. 人の形態と運動機能1 
4-2. 人の形態と運動機能2(人体計測、人のかかわるものの寸法、作業域)
4-3. 生理機能
4-4. 高齢者・障がい者への配慮
4-5. 疲労 
5. 環境
5-1. 環境の中の人間 
6. ヒューマン・マシン・システムの入出力系
6-1. 表示器
6-2. 操作具 
7. 人間の機能、行動、心理やユーザ要求事項を測る
─人間工学計測方法
7-1. 人体形状、動きの計測 
7-2. 生理面の計測 
7-3. 行動面(タスク)の計測(タスク分析、リンク解析) 
7-4. 心理面の計測(精神物理学的測定法、主観評価など)
7-5. ユーザ要求項目の抽出
8. データ処理、統計概論
8-1. なぜデータの統計処理が必要か
8-2. 統計処理手法のいろいろ
8-3. 統計処理のプロセスと考え方
8-4. 統計書の選び方

Ⅱ 応用編
9. ヒューマン・マシン・インタフェース(ハード系)のデザイン
9-1. 人間-機械系
9-2. ディスプレイ、操作部のレイアウト
9-3. 人間-機械系のデザインプロセス
9-4. 70 デザイン項目を活用したデザイン作業
9-5. コントロールパネルのデザイン 
9-6. 身体モデルでデザインを行う 
9-7. 姿勢、最適範囲から機器の形状、操作部の位置を決める 
9-8. VDT や監視制御卓のデザイン 
9-9. 自動車の内装デザイン
9-10. キーボードの人間工学的デザイン
10. ヒューマン・マシン・インタフェース(ソフト系)のデザイン
10-1. 画面インタフェースデザインの概念と方法 
10-2. 構造化ユーザインタフェースデザイン・評価方法 (SIDE) 
10-3. アイコン
10-4. ユーザエクスペリエンスデザイン 
11. ユーザビリティの評価
11-1. ユーザビリティ評価の方法 
11-2. ユーザビリティ評価の実施 
11-3. ユーザビリティ評価方法の事例 
12. バリアフリーデザインとユニバーサルデザイン
12-1. バリアフリーデザインとユニバーサルデザイン
12-2. ユニバーサルデザイン方法
12-3. アクセシビリティのチェックリスト
13. 安全のデザイン
13-1. ヒューマンエラーとは 
13-2.安全化のためのデザイン6項目 
13-3.エラー防止7 つのキーメソッド 
13-4.製造物責任法 
13-5.ヒューマンエラーを分析、防止させるための手法 
14. その他 人間工学検討領域
14-1. ロバストデザイン項目(5 項目) 
14-2. メインテナンスデザイン項目(2 項目) 
14-3. エロコジーデザイン項目(5 項目)
15. サービスデザイン
15-1. サービスとは 
15-2. サービスデザイン方法・プロセス
15-3. サービスデザインに関する関連事項 
15-4. サービス品質と生産性の向上 
15-5. サービスの評価 

資料
70 デザイン項目 
キーワード索引

関連書

ハード・ソフトデザインの人間工学講義(2002年、武蔵野美術大学出版局刊行)
デザイン人間工学(2014年、共立出版)
UX・画面インタフェースデザイン入門(2013年、日刊工業新聞社)
論理的思考によるデザイン-造形工学の基本と実践(2012年、BNN新社)


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。