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 4700キロの気づきの旅海のグレートジャーニーと若者たち

海のグレートジャーニーと若者たち 4700キロの気づきの旅

四六判 256ページ 並製
定価:1,800円+税
ISBN978-4-86463-008-5 C0037
奥付の初版発行年月:2013年03月 / 発売日:2013年03月中旬

内容紹介

黒潮に乗って人々はどのようにして日本にやって来たのかを辿る〈海のグレートジャーニー〉。
 インドネシア・スラウェシ島から沖縄の石垣島まで、ひとりで航海するなんてもったいない! 美大で「ものづくり」に励む学生たちに声をかけ、素材探しから、道具作り、保存食研究まで……準備からゴールまでの1130日間、探検家・関野吉晴が旅に関わった若者それぞれの「気づき」を描く。

著者プロフィール

関野 吉晴(セキノ ヨシハル)

1947年東京都墨田区生まれ。一橋大学在学中に同大探検部を創設、71年アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全域を下る。82年横浜市立大学医学部卒業、医師となり南米に通いつづける。
93年から、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を経てアメリカ大陸に拡散した約5万300キロの行程を逆ルートでたどる〈グレートジャーニー〉をはじめる。南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発、足かけ10年の旅は、2002年にタンザニア・ラエトリでゴールを迎えた。
2002年、武蔵野美術大学教授(教養文化研究室、文化人類学)に着任。翌年より〈新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々〉を開始。シベリア経由、稚内までの〈北方ルート〉、ヒマラヤからインドシナを経由、朝鮮半島から対馬までの〈南方ルート〉終え、09年からインドネシア・スラウェシ島から石垣島まで、足かけ三年の航海〈海のルート〉を11年に終了した。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

プロローグ
第1章 いくつもの手触りを追いかけて
 〝ものづくり〟への違和感
 鉄を作る
 『僕らのカヌーができるまで』の視点

第2章 ともに食べ、ともに生きる
 美大キャンパスの農場
 山熊田のマタギ
 無縁社会と有縁社会

第3章 布から縄へ、縄から土へ
 制限されたものづくり
 縄らしい縄
 シナ織りの里
 土へ

第4章 形のないものと世界の繋がり
 自然との約束ごと
 宮本常一の生活伝承
 知識と体験の往復作業
 海へ!

第5章 海の広さ、空の広さ
 海と被災地の空の広さ
 異文化を体験する
 旅の寄り道

第6章 旅は終わり、そしてはじまる
 旅の当事者と旅の記録者
 ふたりの気づき
 実験的異文化共生空間
 足かけ一一三〇日の旅

エピローグ    

関連書

・舟をつくる(徳間書店・2013年2月刊)
・海のグレートジャーニー(クレヴィス・2012年2月刊)
・地球ものがたり インカの村に生きる (ほるぷ出版・2012年11月刊)

関連リンク

国立科学博物館「グレートジャーニー人類の旅」展 http://gj2013.jp/


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