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 学歴と階層から考える格差の社会学入門

格差の社会学入門 学歴と階層から考える

A5判 210ページ 並製
定価:2,500円+税
ISBN978-4-8329-6796-0 C3036
奥付の初版発行年月:2014年03月 / 発売日:2014年04月下旬

内容紹介

本書は、結果と機会の不平等という視点から、多角的かつ統一的に格差問題を考えるための社会学のテキストである。ジニ係数・オッズ比・非正規雇用者比率・再生産率などの基本的な指標や概念と、データの読み方・計量的な方法を丁寧に説明した。

著者プロフィール

平沢 和司(ヒラサワ カズシ)

現 在 北海道大学大学院文学研究科教授 専門は社会学

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに  

第1章 格差社会を考える視点―本書の分析枠組
 1-1. 結果と機会の不平等
 1-2. 機会の不平等と階層
 1-3. 留意点
 1-4. データ

第2章 所得の格差―格差は拡大しているのか
 2-1. 所得の格差はどの程度か
 2-2. 所得の格差は拡大しているのか
 2-3. まとめと留意点

第3章 貧困と生活保護―貧困をどう捉えるか
 3-1. 貧困とは
 3-2. 生活保護制度
 3-3. 相対的貧困と社会的排除
 3-4. まとめ

第4章 非正規雇用―何が問題か
 4-1. 非正規雇用とは
 4-2. 非正規雇用の実態
 4-3. 非正規雇用の何が問題か
 4-4. まとめ

第5章 社会階層と階級―人びとをどう分けるのか
 5-1. 階級論・階層論の登場
 5-2. 現代の階層・階級
 5-3. 階層・階級分類の課題

第6章 世代間移動―格差は再生産されるのか
 6-1. 世代間移動とは
 6-2. 社会全体で世代間移動はどの程度あるのか
 6-3. 閉鎖的な職業階層はどれか
 6-4. まとめと留意点

第7章 学歴社会―学歴によって到達階層は異なるのか
 7-1. 戦後日本は学歴社会か
 7-2. なぜ学歴社会なのか―社会学による解釈
 7-3. なぜ学歴社会なのか―経済学による解釈
 7-4. まとめ

第8章 機会の不平等(1)
 ――出身階層によって学歴は異なるのか
 8-1. 出身階層によって学歴は異なるのか
 8-2. なぜ出身階層によって学歴が異なるのか
 8-3. 家計所得による学歴の違い―経済仮説
 8-4. まとめ

第9章 機会の不平等(2)
 ――なぜ大学に進学する人としない人がいるのか
 9-1. 大学進学による経済的収益
 9-2. 大学進学による利得についての主観的評価
 9-3. まとめ

第10章 機会の不平等(3)―その趨勢と課題
 10-1. 機会の不平等―その趨勢は変化したか
 10-2. 機会の不平等をめぐる課題
 10-3. まとめ

おわりに  
 
文献  

コラム
[第1章] 母集団と標本  
[第2章] 国民生活基礎調査  
[第3章] パネル調査  
[第4章] 派遣労働  
[第5章] SSM調査  
[第6章] 階級からみた世代間移動  
[第7章] 批判の多い学歴社会  
[第8章] 社会理論  
[第9章] 機会費用  
[第10章] 機会の平等を模索した1960年代のアメリカ  


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