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 戦前二大政党制の崩壊立憲民政党と政党改良

北海道大学大学院文学研究科研究叢書24
立憲民政党と政党改良 戦前二大政党制の崩壊

A5判 294ページ 上製
定価:6,000円+税
ISBN978-4-8329-6787-8 C3031
奥付の初版発行年月:2013年09月 / 発売日:2013年09月中旬

内容紹介

〈日本の政党政治は、なぜ戦前において短期間で崩壊し、戦後においてやはり短期間で復活したのか?〉
この問題は、今日、多くの試練に直面しているわが国の政党にとってきわめて重要な意味をもつ。本書は戦前の二大政党制の象徴であった立憲民政党の全体史を考察することで、同党が消滅に至った要因を明らかにし、今日の日本の政党政治への歴史的教訓を提示する。同時に、民政党政治家の自己改革の試みを検討することで、戦前の二大政党制の崩壊過程の中に戦後の一九五五年体制の起源をみる。

出版部から一言

民政党の全体史を明らかにする初の研究書

著者プロフィール

井上敬介(イノウエケイスケ)

1978年 北海道に生まれる
2009年 北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)
2011年から現在まで札幌医科大学・札幌大学・千歳科学技術大学非常勤講師
2012年から現在まで北海道大学非常勤講師
主要論文
「政権担当期における立憲民政党」『日本歴史』(726)2008年
「挙国一致内閣期における立憲民政党」『史学雑誌』(117-6)2008年など

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序 論
本書の課題  
本書の視角  

第一章 中野正剛と党外人
第一節 中野正剛の政党改良と浜口民政党  
第二節 党外人と民政党の結党  
第三節 政権担当期における民政党  

補 論 「党外人」伊沢多喜男と満州に関する一考察
序  
第一節 伊沢多喜男の満州人脈  
第二節 伊沢満鉄総裁の流産  
結  

第二章 民政党主流派の挙国主義と富田幸次郎の宇垣新党構想
第一節 政権陥落後の民政党における二つの政党改良  
第二節 斎藤実内閣期における民政党  
第三節 岡田啓介内閣期における民政党  

第三章 町田忠治と立憲政治の危機
第一節 町田忠治の政党改良  
第二節 陸軍の政治進出と民政党  
第三節 日中戦争期における民政党  

結 論
第一節 立憲民政党――党構造及び外交政策  
第二節 政党改良三類型――政党復権と対外態度  
終 節 政党改良の戦後史的意義  
あとがき  
人名索引

関連書

『昭和戦前期の政党政治』(ちくま新書,2012,4-4800-6687-9)
『政友会と民政党』(中公新書,2012,4-1410-2192-2 )
『政党内閣制の成立1918~27年』(有斐閣,2005,4-6410-7688-4)


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