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社会政策学の現代的課題

社会政策学の現代的課題

A5判 484ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-8329-0603-7(4-8329-0603-8) C3033
奥付の初版発行年月:1973年04月 / 発売日:1973年04月下旬

内容紹介

各分野で活躍する北大教授新川士郎博士の門下生が,「労使関係」「労働組合」「生産性」「賃金」「生活」「社会政策」など,現代の提起する社会政策学の諸課題に鋭角的に切り込み, 多彩なテーマを論争的・問題論的に展開する魅力的な構成.

著者プロフィール

吉武 清彦(ヨシタケ キヨヒコ)

小樽商科大学教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第 1部  社会政策・労使関係・労働組合
第 1章  南アフリカ共和国における人種差別的労働政策の形成 (伊部正之)
第 2章  ソヴェトにおける婦人労働の展開(1917-32)(冨森孜子)
第 3章  ドイツ社会民主党の婦人政策(1889-1913)(伊藤セツ)
第 4章  PCI国有企業民主化政策の理論的意義に関する覚書 (斉藤隆夫)
第 5章  違憲訴訟にみる社会保障制度の問題点 (山本克郎)
第 6章  産業別組合における地域組織と業種組織 (西本鴻一)
第 7章  プルードンと「労働者階級の政治能力」について (佐藤茂行)
第 8章  Industrial Relations in Public Enterprises in Japan (Yoshitake, Kiyohiko)

第 2部  生産性・賃金・生活
第 9章  生産性,賃金・物価と分配率について (小林好宏)
第10章  生活問題研究の課題 (山本順子)
第11章  労働力の市場価値と市況価格(1)—下山房雄氏の賃金理論 (平石 修)
第12章  賃労働論の課題と根本問題—荒又重雄『賃労働の理論』の批判 (筆宝康之)
第13章  賃銀論の展開における若干の論点—資本蓄積の歴史的傾向と賃銀 (荒又重雄)
第14章  マルクス賃労働理論の形成 (美馬孝人)


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