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 スコットランド啓蒙の影の下で 1723-1801アメリカ啓蒙の群像

アメリカ啓蒙の群像 スコットランド啓蒙の影の下で 1723-1801

A5判 782ページ 上製
定価:9,500円+税
ISBN978-4-8158-0685-9 C3030
奥付の初版発行年月:2012年01月

内容紹介

フランクリンからジェファスンにいたる 「アメリカ建国の父たち」 に焦点を合わせ、大西洋を越えた思想的交流を跡づけることによって、「アメリカ啓蒙」 の実像を明らかにした労作。「スコティッシュ・モーメント」 はアメリカにいかなる影響を及ぼしたのか。


目次

序 章 スコティッシュ・モーメント
      —— 思想の伝播、変容、転回

第Ⅰ部 フランクリンとアメリカ啓蒙

第1章 啓蒙思想家としてのフランクリン
   1 職人から思想家へ
   2 学会と教育 —— 啓蒙と公共性
   3 フランクリンの経済思想
   4 フランクリンの自由主義的農業共和国論
   5 フランクリンの政治思想

第2章 ロンドン時代のフランクリン
   1 スコットランドとアメリカ
   2 フランクリンのロンドンへの赴任

第3章 イングランドからカレドニアへ —— フランクリンの旅
   1 イングランドを北上する
   2 スコットランドに入る

第4章 フランクリンとスコットランド啓蒙
   1 帝国の危機、課税問題とフランクリン
   2 1771年のアイルランドとスコットランドへの旅
   3 スコットランドを後に —— 独立革命への転進

第5章 アメリカ独立革命とフランクリン
      —— 大ブリテン-アメリカ史における忠誠と反逆
   1 トマス・パウヌル —— 開明派植民地官僚の思想
   2 植民地課税論争
   3 フランクリンの審問から独立宣言へ
   4 『国富論』 とステュアートのアメリカ論

第6章 老骨に鞭打って —— 晩年のフランクリン
   1 独立戦争の勝利と分裂の危機
   2 本国におけるアメリカ革命論争とプライス
   3 スミスのアメリカ問題の 「覚書」
   4 連邦国家の形成に向けて

第Ⅱ部 アメリカ啓蒙の群像

第1章 辺境の啓蒙
      —— スコットランド啓蒙とアメリカ啓蒙
   1 長老派学院 —— 非国教徒学院と信仰復興運動
   2 フランシス・アリスン —— オールド・サイドの啓蒙
   3 辺境の啓蒙 —— スコットランドとアメリカ

第2章 ウィザスプーンの道徳哲学
      —— スコットランド啓蒙のアメリカへの波及
   1 ウィザスプーン、アメリカに渡る
   2 ウィザスプーンの道徳哲学
   3 倫理学の概要
   4 政治学と法学
   5 アメリカ共和国建設へのウィザスプーンの貢献

第3章 ジョン・アダムズとジェイムズ・ウィルスンの統一国家論
   1 ジョン・アダムズ
   2 アダムズの 『アメリカ合衆国統治制度擁護論』
   3 ジェイムズ・ウィルスン —— 忘れられた思想家
   4 ウィルスンの経済思想

第4章 独立革命とトマス・ペインの共和国像 —— 祖国の創生
   1 ペイン 『コモン・センス』 と独立宣言
   2 ペイン 『人間の権利』 とアメリカ

第5章 アメリカ国民の鍛造
      —— ベンジャミン・ラッシュとノア・ウェブスター
   1 ラッシュの旅 —— 独立革命まで
   2 アメリカへの帰国 —— 激動のなかで
   3 アメリカにエディンバラ大学を —— 国民の鍛造
   4 ノア・ウェブスターの教育論

第6章 アメリカ独立と二つの国家デザイン
      —— フェデラリストと反フェデラリスト
   1 フィラデルフィア会議
   2 『ザ・フェデラリスト』 の国家ヴィジョン
   3 反フェデラリストの抵抗

第7章 商業共和国か農業共和国か
      —— ジェファスンとハミルトン
   1 クレヴクール 『農夫の手紙』
   2 ジェファスンの農業共和国論
   3 ハミルトンの商業共和国論

第8章 人類の統一性の思想
      —— サミュエル・スタナップ・スミス
   1 人類の単一系統説
   2 『道徳政治哲学講義』

第9章 学問の国、ロマンスの国と未来の国
      —— 独立以後の関係とアメリカ国民の形成
   1 フランス革命後の思想的交流
   2 コモン・センス哲学の確立
   3 アメリカ啓蒙の継承 —— ラムジーのアメリカ史

終 章 アメリカ啓蒙 —— 遺産と課題


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