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英文学と映画

中央大学人文科学研究所研究叢書
英文学と映画

A5判 上製
定価:2,900円+税
ISBN978-4-8057-5353-8 C3374
奥付の初版発行年月:2019年02月 / 発売日:2019年03月上旬

内容紹介

小説を読む人の数に劣らず、多くの人が映画を楽しんでいるはずの現代。しかし、その研究となると、同じく表現を扱っていながら、文学作品批評に比べ、なかなか映像作品批評に本格的に火がついてこない。映像作品の批評には、制度が整っていない、専門家が少ない、方法論が確立していない。英米作品の方を沢山観ているのになぜか論じるのはフランス映画。そこで、文学研究で培われた経験を活かし、また文学表現との比較の見地から、あるいは歴史研究的観点から、イギリス文学を専門とする研究家たちが様々な角度から映像文化を論じることに挑戦した一冊。映像作品はどうすれば論じることができるのか、本書の中にその事例を見つけることができる。


目次

<主要目次>
「時にしたがわねばならぬ」 ―オーソン・ウェルズの『オセロー』をめぐって  篠崎 実
ジェイン・オースティンのアダプテーション ―成功の秘訣  新井 潤美
作家の伝記 ―文学作品から映像作品への語りの継承  宮丸 裕二
ジャンル性と作家性のあいだで ―『戦場からのラブレター』のメロドラマ的想像力  松本 朗
『独裁者』を観る人びと ―マス・オブザヴェイション資料から読む第二次大戦期の大衆とユーモアの関係  福西 由実子
スマイリーはなぜ泳ぐのか ―ル・カレの二つのフィクション世界を構造化する  秋山 嘉
ヘリテージ映画の再定義にむけて ─マーガレット・サッチャーの影のもとで  丹治 愛
三つの『贖罪』と運命のタイプライター ―イアン・マキューアンの『贖罪』とジョー・ライトの翻案映画をめぐって  安藤 和弘


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