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アーサー王物語研究

中央大学人文科学研究所研究叢書62
アーサー王物語研究

A5判 408ページ 上製
定価:4,700円+税
ISBN978-4-8057-5346-0 C3398
奥付の初版発行年月:2016年03月 / 発売日:2016年03月上旬

内容紹介

中世ヨーロッパで人気を博した「アーサー王物語」の誕生と展開に着目した画期的な論文集。中世ウェールズの『マビノギオン』からトールキンの未完物語『アーサーの顚落』まで、様々な視点から「アーサー王物語」の魅力に迫る。第1部ではウェールズでアーサー伝承が確認できる8世紀からフランス語散文による聖杯物語群が成立する13世紀までの時期、第2部では円卓騎士のうちアーサー王の乳兄弟ケイ、甥のガウェインおよびモードレッドに備わる神話的側面、第3部では日本で未紹介の中世オランダと北欧のアーサー王物語、第4部では近現代の欧米およびラテンアメリカでの「アーサー王物語」受容が考察の対象となっている。 


目次

〈主要目次〉
第一部 アーサー王物語の源流

アーサー王文学の発生と展開 ―八世紀から十三世紀まで (フィリップ・ヴァルテール)(渡邉 浩司訳)
ウェールズ伝承文学におけるアーサー物語の位置づけ(森野 聡子)
第二部 円卓騎士の諸相
乳兄弟と兄弟愛 ―トマス・マロリーの『アーサーの死』におけるケイの描写(小宮 真樹子)      
スコットランド抵抗の象徴 モードレッド(小路 邦子)
ゴーヴァンの異界への旅 ―クレティアン・ド・トロワ作『聖杯の物語』後半再読 (渡邉 浩司)
第三部 オランダと北欧のアーサー王物語
中世ネーデルランドのアーサー王文学 ―ワルウェインをめぐって(栗原 健)
フェロー語バラッド『ヘリントの息子ウィヴィント』の三ヴァージョンとノルウェー語バラッド『エルニングの息子イーヴェン』(林 邦彦)
第四部 近現代のアーサー王物語
二人の魔術師 ―マーク・トウェイン『アーサー王宮廷のコネティカット・ヤンキー』におけるアーサー王物語 (近藤まりあ)
アーサー王物語とJ・R・R・トールキン ―アヴァロンとエレッセア(辺見 葉子)
アーサー王伝説とミシェル・レリスの「聖杯探求」が出会うとき ―BEADEVERの名をめぐって (本田 貴久)
ペルスヴァル、パルジファルとパーシヴァル少年 ―クリスティーナ・ペリ・ロッシ『狂い船』、「聖杯の騎士」の章を読む
(南  映子)


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