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経済学の分岐と総合

中央大学経済研究所研究叢書68
経済学の分岐と総合

益永 淳:編著
A5判 上製
定価:4,500円+税
ISBN978-4-8057-2262-6 C3033
奥付の初版発行年月:2017年01月 / 発売日:2017年01月中旬

内容紹介

本書は、主として各時代を代表する経済学者に焦点を当てながら、18世紀後半のアダム・スミスから20世紀半ばのケインズ以後に至る欧米の経済学の歴史を再解釈する試みである。その際の主たる関心は、科学化・数量化の傾向が顕著な現在の主流派経済学のあり方に対して、グローバル化、財政、格差などの切り口から経済学とその隣接領域(政治・倫理・歴史など)との関係がいかに歴史的に変遷してきたのか、その時代その時代の現実経済から経済学者はいかに多様な経済学を生み出してきたのか、また、経済学の歴史が日本経済を理解するうえでいかなるヒントを与えうるのか、を示すことにある。

著者プロフィール

益永 淳(マスナガ アツシ)

中央大学経済学部准教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

〈主要目次〉
第1章 アダム・スミスにおける金銀―グローバル商品としての金銀―
第2章 アダム・スミスの教育経済論と共感論―アダム・スミス『国富論』と『道徳感情論』との関連で―
第3章 デュガルド・スチュアートにおける経済学の目的と多様性
―ジェイムズ・スチュアートの多様性論との関連で―
 第4章 ジェイムズ・ミルの経済学方法論
 第5章 リチャード・ジョーンズの地代論― 一国の租税支払い能力の視点から―
 第6章 レオン・ワルラスの経済学とフランス経済―資本理論・土地国有化・自由貿易―
 第7章 フランク・ナイトのリカードウ批判をめぐって
 第8章 『国際経済学』におけるハロッドのヴィジョン―同書の改訂内容をめぐって―
 第9章 高島善哉における価値論の「復位」と展開
 第10章 安倍政権の足跡とその施策―イワ・クロ・アベノミクスにたいする批判も含めて―


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