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日本外交のアーカイブズ学的研究 II

中央大学政策文化総合研究所研究叢書20
日本外交のアーカイブズ学的研究 II

A5判 上製
定価:4,000円+税
ISBN978-4-8057-1419-5 C3331
奥付の初版発行年月:2016年01月 / 発売日:2016年01月中旬

内容紹介

日本外交のリーダーシップ、誠意、妥協、危機回避の軌跡を、アーカイブズ学的に検証した論文集。満洲事変における外務省の組織的対応の実態と幣原喜重郎外相のリーダーシップを、来往電の処理過程の分析から検証する。日中大使交換の実施に至る経緯を追い、「梅津・何応欽協定」の成立との関係性を問う。日本の対米開戦決定過程に南方進出はどのように関連していたのか、主として日タイ軍事協定交渉から探る。田中角栄首相は一九七三年九月二六日から一〇月一〇日まで、フランス、イギリス、西ドイツ、ソ連を歴訪しており、そこでは資源や貿易問題だけでなく、日本の将来像についても語られていた。「外交とは何か」を実証的に問う一書である。

著者プロフィール

佐藤 元英(サトウ モトエイ)

中央大学文学部教授

服部 龍二(ハットリ リュウジ)

中央大学総合政策学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第一章 満洲事変における幣原喜重郎外相のリーダーシップ
―日本外務省の組織的対応と「五大綱目」をめぐって―       熊本史雄
第二章 戦前期日本外交における中国への「誠意」追求  
―一九三四年外陸海三省合意と三五年日中大使交換を中心に―    冨塚一彦
第三章 日タイ軍事協定の模索と日米開戦の経緯           佐藤元英
第四章 田中角栄首相の訪欧と日ソ共同声明
―一九七三年九、十月                      服部龍二
史資料一 満洲事変時に作成された「パラフレイズ済」文書      熊本史雄
史資料二 日タイ外交史と東アジアの経済発展
―二〇一三年五月二八日「国際環境問題シンポジウム」講演―    佐藤元英
史資料三 日本外務省調書 一八七二~一九三一年   佐藤元英・土田哲夫   


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