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オントロジー法学

日本比較法研究所研究叢書113
オントロジー法学

A5判 上製
定価:5,400円+税
ISBN978-4-8057-0813-2 C3332
奥付の初版発行年月:2017年03月 / 発売日:2017年03月下旬

内容紹介

本書は、名辞(ターム)ではなく概念とそれが指し示している現実連関(オントロジー)を理解することが大切だと考える著者たちが、USUCAPIOというローマ法の素材について調査し、それぞれの問題を解決しようとした記録である。USUCAPIOという名辞は「時効取得」とか「取得時効」と置き換えられるが、その正しい理解のためにはこの法制度の現実連関、そしてその構造変化をたどることが求められる。このような問題意識に基づき、本書では、現代のオントロジー工学や人工知能研究の成果をローマ法学に応用し、法知識を表現することが目指されている。 

著者プロフィール

津野 義堂(ツノ グイド)

中央大学教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

〈主要目次〉

第1章 プブリキアーナの訴えのオントロジー転換     
第2章 「法務官法上の所有権」のオントロジー
第3章 古典期ローマ法において非所有者から二重に売られて引渡された物がウースーカピオによって所有権取得されウースーカピオ占有中に失われた占有がプーブリキアーナによって回復される法理のオントロジー
第4章 usucapio pro suoのオントロジー
第5章 usucapio libertatisのオントロジー
第6章 ヨーロッパ近世自然法の二重譲渡論における売買と所有権の移転―グロテイウス『戦争と平和の法』2巻12章15節2項およびプーフエンドルフ『自然法と万民法』5巻5章5節5項―
第7章 近世自然法論におけるususcapioのオントロジー ―グロチウスからカントまでの取得時効論
 


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