日本比較法研究所研究叢書109
日米欧金融規制監督の発展と調和
牛島 仁:編著
上製
価格:5,170円 (消費税:470円)
ISBN978-4-8057-0809-5 C3332
奥付の初版発行年月:2016年10月 / 発売日:2016年10月下旬
価格:5,170円 (消費税:470円)
ISBN978-4-8057-0809-5 C3332
奥付の初版発行年月:2016年10月 / 発売日:2016年10月下旬
内容紹介
本書は,金融論と法律学(行政法・金融法・経済法)による現代金融規制監督の国際比較研究である。現代金融規制監督制度は,国際的な拡がりの中で各国制度が互いに影響し合い,国境を越えた調和と各国制度の固有性維持という二つのベクトルを備えて発展してきた。本書は,日米欧の金融監督制度の発展と調和について金融論を中心に検証した上で,米国における金融規制監督法制と競争法の交錯領域の発展について法律学から検討を加えている。本書は,日米欧の金融規制監督研究の課題を示し,日本の金融規制監督制度の将来を構想する上で,研究者及び金融規制監督に関わる実務家に有益な情報を与える。
目次
〈主要目次〉
第1部 序論
第1章 本研究の意義・背景・視点
第2章 国際金融の変容と金融規制
第2部 金融規制監督制度の歴史的変遷
第3章 イギリスにおける金融規制監督制度
第4章 ドイツにおける金融規制監督制度
第5章 アメリカ合衆国における金融規制監督制度
第6章 日本における金融規制監督制度
第3部 アメリカ合衆国における金融規制監督と競
争法
第7章 構造規制
第8章 構造規制の一態様
―銀行持株会社規制と地域金融への貢献義務―
第9章 アメリカ金融規制と競争法
―行為規制―