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フランスにおける憲法裁判

日本比較法研究所研究叢書99
フランスにおける憲法裁判

A5判 376ページ 上製
定価:4,500円+税
ISBN978-4-8057-0598-8 C3332
奥付の初版発行年月:2015年03月 / 発売日:2015年03月下旬

内容紹介

フランスの憲法裁判の特異性と普遍性を、比較法的見地からわかりやすく説明した好著。フランスでは2008年の憲法改正によって、長い間の懸案事項であった、法律の違憲の事後審査制、すなわち市民が通常の裁判の中で法律の違憲を訴える事ができる審査制が導入された。本著は、まずフランスの違憲審査の歴史をたどり、新しく導入された事後審査制の手続を説明、さらに憲法裁判官の任命のあり方、違憲審査基準、権力分立の中における憲法裁判の位置づけと役割、憲法裁判の立法過程や議会に対する影響力などを詳述する。豊富な資料もそえられており、フランスの憲法裁判の全体像をつかむ事ができる。

著者プロフィール

植野 妙実子(ウエノ マミコ)

中央大学理工学部教授 憲法、フランス公法専攻
中央大学法学部法律学科卒業後、中央大学大学院法学研究科博士前期課程修了、後期課程満期退学。中央大学理工学部専任講師、助教授を経て、1993年より現職。
2004年より中央大学大学院法学研究科後期課程、及び大学院公共政策研究科担当教授。2006年フランス エックス・マルセイユ第3大学にて法学博士取得。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第1章  憲法裁判の歴史と憲法院
第2章  合憲性優先問題QPCの意義と概要
第3章  憲法院の政治的意義
第4章  フランスにおける憲法裁判の性格
第5章  憲法裁判官の任命
第6章  公的諸自由と基本権の保障
第7章  憲法院における比例性原則
第8章  法的安定性の概念
第9章  立法裁量論をめぐる問題
第10章 権力分立の概念と憲法院
第11章 法律の質の保証
第12章 憲法裁判官と対話


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