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 トーマス・ヴュルテンベルガー論文集国家と憲法の正当化について

日本比較法研究所翻訳叢書75
国家と憲法の正当化について トーマス・ヴュルテンベルガー論文集

畑尻 剛:編訳
A5判 並製
定価:5,100円+税
ISBN978-4-8057-0376-2 C3332
奥付の初版発行年月:2016年12月

内容紹介

本書は、戦後ドイツの公法学をけん引したスメント学派の一人、トーマス・ヴュルテンベルガー教授の膨大な著作のうち、国家と憲法の正統性という原理的・本質的かつアクチュアルな問題に挑んだ14の論稿を著者自らが選択し、これを教授ゆかりの日本の14人の研究者が翻訳したものである。名匠、ヴュルテンベルガーが、「国家と憲法の正統性をどのように確保するか」という基本問題を、政治思想史、憲法裁判、法律・行政・裁判判決の受容、時代精神、国民の意識、憲法の改正・変遷、安全性確保、自由の図像学など多彩な切り口から縦横に解き明かす。各論稿を理解する上で有益な解題が付されている。

著者プロフィール

畑尻 剛(ハタケシリ ツヨシ)

中央大学法学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

〈主要目次〉


第Ⅰ部 国家と政治の正統化に関する不可避な問題 
第1章 歴史上の支配の正統化モデル
第2章 歴史的視角における基本法の正統性について
第Ⅱ部 憲法国家秩序の保証人としての憲法裁判
第3章 憲法の解釈―現実的な考察
第4章 憲法裁判官法の正統性
第5章 憲法の規範力と憲法の最適な現実化の枠条件
第Ⅲ部 自由な政治秩序の条件としての国家行為の受     容
第6章 行政手続と調停手続における受容マネジメン     ト
第7章 法律の受容
                         
第8章 裁判所の判決の受容
第Ⅳ部 時代精神と法
第9章 時代精神と法―問題提起
第10章 国民の法意識における揺らぎと変化
第11章 時代精神に定位した法の継続的形成の民主
的正統性について
第Ⅴ部 あらたな挑戦
第12章 ドイツ基本法における憲法改正と憲法変遷
第13章 レジリエンス(復元力)
第14章 自由の表現
―欧米における政治文化の重要な基礎


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