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 請求適格者と補償金額の決定について大惨事後の経済的困窮と公正な補償

日本比較法研究所翻訳叢書72
大惨事後の経済的困窮と公正な補償 請求適格者と補償金額の決定について

A5判
定価:2,600円+税
ISBN978-4-8057-0373-1 C3332
奥付の初版発行年月:2016年03月 / 発売日:2016年03月下旬

内容紹介

われわれが東日本大震災と福島原子力発電所事故の後に目撃したように、大惨事の後に発生する多数の犠牲者を救済しなければ、社会と犠牲者の絆が断たれ、また犠牲者間の軋轢が拡大してしまう。9.11同時多発テロ後に創設された犠牲者補償基金やメキシコ湾岸油田爆発・原油流出事故後に設けられた補償基金の管理運営を担ったファインバーグ弁護士は、そのような社会と犠牲者の分断や地域コミュニティにおける犠牲者間の分断を放置すると、国家そのものが成り立たなくなる、と警告する。本書は、特定の利害関係集団と社会の連帯が切断され、さらに同一コミュニティ内の格差が拡大していくことが予想されるわが国にとっても、貴重な示唆を含むものである。

著者プロフィール

ケネス,R,ファインバーグ(ケネス,ローゼン,ファインバーグ)

ジョージタウン大学ローセンター特任教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

〈主要目次〉 
第1章 私の人生に影響を与えた人びと
―大学教授,裁判官,法律家そして上院議員―
第2章 ベトナム戦争と枯れ葉剤後遺症
―被害者間の連携を目指して―
第3章 9.11犠牲者補償基金
 ―公的資金による救済は妥当か―
第4章 バージニア工科大学銃乱射事件
―命の価値の平等―
第5章 公的資金による金融機関救済と役員報酬
 ―あなたの力を信じる!―
第6章 メキシコ湾岸地域原油流出事故
 ―パーフェクト・ストーム―
エピローグ
 ―公的な補償給付制度という感覚


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