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ドイツ・ヨーロッパ民事手続法の現在

日本比較法研究所翻訳叢書71
ドイツ・ヨーロッパ民事手続法の現在

A5判 上製
定価:2,500円+税
ISBN978-4-8057-0372-4 C3332
奥付の初版発行年月:2015年10月 / 発売日:2015年10月中旬

内容紹介

ドイツ法学界の泰斗、P.ゴットバルト教授が、民事訴訟法解釈学の歴史的変遷とその将来、いわゆる少額・拡散損害に対する権利救済のあるべき姿、権利救済の基盤である弁護士とその業務のあり方、国境を越える紛争への法的対応など、ドイツおよびヨーロッパにおける民事紛争解決手続の現状とその将来像を詳細かつダイナミックに語る。司法制度改革が岐路にあるわが国において、本書は、今後進むべきあらたな途を指し示す啓蒙書となろう。充実した事項・人物・条文索引が読み手の理解をたすける。

著者プロフィール

二羽 和彦(ニワ カズヒコ)

中央大学法科大学院教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第1章 教科書からみたドイツ民事訴訟法理論の変遷
Ⅰ.民事訴訟の目的 
Ⅱ.効果的な権利保護を求める権利 
Ⅲ.手続原則
Ⅳ.訴訟物
Ⅴ.既判力
Ⅵ.証拠法
Ⅶ.当事者の法的地位
Ⅷ.結論と展望
第2章 ドイツにおける集合的権利保護―投資者ムスタ手続法にとどまるのか, さらに拡大するのか―
Ⅰ.序論
Ⅱ.個別訴訟か共同訴訟か 
Ⅲ.団体訴訟  
Ⅳ.債権譲渡による集合訴訟
Ⅴ.投資者ムスタ手続法
Ⅵ.将来的な集合訴訟への途はあるか
Ⅶ.結論  
第3章 ドイツにおける弁護士の現在
Ⅰ.ドイツの弁護士人数
Ⅱ.弁護士の専門化 
Ⅲ.弁護士業の組織形態
Ⅳ.弁護士報酬
Ⅴ.弁護士倫理
Ⅵ.展望  
第4章 ヨーロッパ民事訴訟法
Ⅰ.成立
Ⅱ.国際裁判管轄の統一システム
Ⅲ.承認および執行宣言のシステム
Ⅳ.結論
第5章 ヨーロッパ倒産法の現在
Ⅰ.ヨーロッパ倒産法の現状
Ⅱ.実務上の重要性
Ⅲ.ヨーロッパ倒産法の規律範囲
Ⅳ.主手続および付随手続の国際裁判管轄
Ⅴ.併合手続
Ⅵ.コンツェルン倒産
Ⅶ.債権処理と免責への道
Ⅷ.結論および展望
第6章 国際仲裁手続法をめぐる最近の問題
Ⅰ.近年の展開
Ⅱ.近年における改革  
Ⅲ.国家裁判所と仲裁廷の関係
Ⅳ.国際的な仲裁裁判所に対する不信
Ⅴ.結論


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