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元素の名前辞典

元素の名前辞典

四六判 並製
定価:2,400円+税
ISBN978-4-7985-0210-6 C1000
奥付の初版発行年月:2017年08月 / 発売日:2017年08月中旬

内容紹介

日本初の元素である113番元素の名前がニホニウムに決定したことは記憶に新しい。元素名の由来は単なるトピックスに留まるものではない。すなわち、元素名も「名は体を表す」のであって、元素の特性や発見の歴史、元素発見者の思いを反映しているのである。語源を知ることで、記憶に留めやすくなるという実用上の利点も挙げられよう。本書では、全118元素の名前の由来について、その語源を考察する。直接的に語源となった言葉(主にギリシャ語やラテン語の単語)はもとより、ギリシャ・ローマ神話の登場人物、地名や人名をその語源に遡って解説する。語源の到達点はしばしば、インド・ヨーロッパ祖語や古代オリエントの諸言語にまで至る。『古事記』『日本書紀』や『日葡辞書』に見られる、日本での元素の記述にも言及する。命名に関連する発見の逸話を紹介して、命名者が名づけに込めた思いに迫り、「ことば」の面から元素を考える。英語・ドイツ語・フランス語の元素名と読みのカタカナ表記を記載し、さらには、多くの元素発見者を輩出したスウェーデン語、元素名の語源と関連が深いギリシャ語、近年の元素発見に寄与するロシア語の元素名にも注目する。



▼目 次
 はじめに
 凡 例
 周期表
 ギリシャ神話の神々の系譜
 関連地図

H 水素/He ヘリウム/Li リチウム/Be ベリリウム/B ホウ素/C 炭素/N 窒素/O 酸素/F フッ素/Ne ネオン/Na ナトリウム/Mg マグネシウム/Al アルミニウム/Si ケイ素/P リン/S 硫黄/Cl 塩素/Ar アルゴン/K カリウム/Ca カルシウム/Sc スカンジウム/Ti チタン/V バナジウム/Cr クロム/Mn マンガン/Fe 鉄/Co コバルト/Ni ニッケル/Cu 銅/Zn 亜鉛/Ga ガリウム/Ge ゲルマニウム/As ヒ素/Se セレン/Br 臭素/Kr クリプトン/Rb ルビジウム/Sr ストロンチウム/Y イットリウム/Zr ジルコニウム/Nb ニオブ/Mo モリブデン/Tc テクネチウム/Ru ルテニウム/Rh ロジウム/Pd パラジウム/Ag 銀/Cd カドミウム/In インジウム/Sn スズ/Sb アンチモン/Te テルル/I ヨウ素/Xe キセノン/Cs セシウム/Ba バリウム/La ランタン/Ce セリウム/Pr プラセオジム/Nd ネオジム/Pm プロメチウム/Sm サマリウム/Eu ユウロピウム/Gd ガドリニウム/Tb テルビウム/Dy ジスプロシウム/Ho ホルミウム/Er エルビウム/Tm ツリウム/Yb イッテルビウム/Lu ルテチウム/Hf ハフニウム/Ta タンタル/W タングステン/Re レニウム/Os オスミウム/Ir イリジウム/Pt 白金/Au 金/Hg 水銀/Tl タリウム/Pb 鉛/Bi ビスマス/Po ポロニウム/At アスタチン/Rn ラドン/Fr フランシウム/Ra ラジウム/Ac アクチニウム/Th トリウム/Pa プロトアクチニウム/U ウラン/Np ネプツニウム/Pu プルトニウム/Am アメリシウム/Cm キュリウム/Bk バークリウム/Cf カリホルニウム/Es アインスタイニウム/Fm フェルミウム/Md メンデレビウム/No ノーベリウム/Lr ローレンシウム/Rf ラザホージウム/Db ドブニウム/Sg シーボーギウム/Bh ボーリウム/Hs ハッシウム/Mt マイトネリウム/Ds ダームスタチウ/Rg レントゲニウム/Cn コペルニシウム/Nh ニホニウム/Fl フレロビウム/Mc モスコビウム/Lv リバモリウム/Ts テネシン/Og オガネソン

 参考文献
 おわりに

著者プロフィール

江頭 和宏(エガシラ カズヒロ)

1973年福岡市生まれ。九州大学理学部化学科卒業。
京都大学大学院理学研究科化学専攻博士後期課程修了。
京都大学博士(理学)。
現在、民間企業研究所勤務。専門は物理化学。

上記内容は本書刊行時のものです。


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