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精選 折口信夫 第Ⅱ巻 文学発生論・物語史論

精選 折口信夫 第Ⅱ巻 文学発生論・物語史論

四六判 296ページ 上製
定価:2,800円+税
ISBN978-4-7664-2549-9 C0395
奥付の初版発行年月:2018年11月 / 発売日:2018年11月上旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
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内容紹介

折口信夫の最後の弟子が
後世に残す
折口信夫のエッセンス
生涯のテーマであった「日本文学の発生論」の展開

本シリーズは、折口信夫(1887年~1953年) の学問研究および釈迢空の筆名で発表された詩歌の作品をも含めた、全著作からのアンソロジー。編者は、最後の弟子であり、歌人でもある岡野弘彦。以前から心に秘めていた師・折口信夫の精選の「詞華集」である。

折口は生涯に亘って何を求めたのか――。若い人々の篤い心で読まれることを企図している。

折口信夫の生涯のテーマであった「日本文学の発生論」。日本人の心の始原の言葉とはなにか、文学を押し動かしてきた力とはなにか、を重層的に問い続けた折口の展開を、本『精選Ⅱ』では「貴種流離譚」や「笑いの文学」、「源氏物語論」などの物語史とともにとらえるものである。

著者プロフィール

折口 信夫(オリクチ シノブ)

1887年2月11日、大阪府生れ。国文学者、民俗学者、歌人、詩人。歌人としての筆名は「釈迢空」。國學院大学国文科卒業。國學院大学教授、および慶應義塾大学教授。1953年9月3日没。

岡野 弘彦(オカノ ヒロヒコ)

1924年、三重県生れ。歌人。日本芸術院会員、文化功労者、国学院大学名誉教授。
国学院大学国文科卒業。昭和22年から28年9月の逝去まで、折口信夫と生活を共にして世話をする。「折口信夫全集」「折口信夫全集ノート編」の編集に参加。
評論・随想・歌論として『折口信夫の晩年』『折口信夫の記』『折口信夫伝』、『歌を恋ふる歌』『花幾年』『万葉秀歌探訪』など多数。『歌集 美しく愛しき日本』(角川書店、2012年)、『歌仙 一滴の宇宙』(三浦雅士、長谷川櫂と共著、思潮社、2015年)がある。

長谷川 政春(ハセガワ マサハル)

1939年、生れ。国文学者。清泉女子大学名誉教授。岡野弘彦の弟子として、折口信夫全集の編纂に携わる。専門は、古典文学および折口信夫。『折口信夫 孤高の詩人学者』(共著)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

 国文学の発生(第一稿)呪言と叙事詩と
 国文学の発生(第二稿)
 国文学の発生(第四稿)唱導的方面を中心として

 小説戯曲における物語要素
 日本文学の内容
 笑ふ民族文学

 日本の創意 源氏物語を知らぬ人々に寄す
 反省の文学源氏物語
 もののけ其他

  解 説 岡野弘彦 
  解 題 長谷川政春


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