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 外国文学へのまなざし 共鳴する孤独漱石の書斎

漱石の書斎 外国文学へのまなざし 共鳴する孤独

四六判 288ページ 上製
定価:2,500円+税
ISBN978-4-7664-2490-4 C0095
奥付の初版発行年月:2017年12月 / 発売日:2017年12月中旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
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内容紹介

漱石はいかにして外国文学を読み、
傑作をうみだしていったのか?

▼漱石作品のなかには、謎の外国語、そして外国作品の引用句がちりばめられている。本書では、遺された蔵書をたんねんに調べ上げることで、それらの出所を突き止め、漱石がどのように外国語の本を読み、作品のなかに取り込んでいったのかを明らかにする。
▼とりわけ、ピーコック、ブラウニング、シェンキェヴィチ、ウィリアム・シャープなどの典拠を手がかりに漱石作品を読み解き、〈東洋と西洋〉、〈影響と受容〉という二項対立を超えた、その〈現代性〉――近代人の絶望的な〈孤独〉の所以――をさぐりあてていく。

著者プロフィール

飛ヶ谷 美穂子(ヒガヤ ミホコ)

札幌市生まれ。近代文学研究者。日本比較文学会理事。
慶應義塾大学文学部文学科国文学専攻卒業。同大学院文学研究科修士課程終了。著書に『漱石の源泉 創造への階梯』(慶應義塾大学出版会、2002年)、共著に『夏目漱石における東と西』(思文閣出版、2007年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに

第一章 漱石文庫をたずねて――蔵書は語る

第二章 英学から英文学へ――漱石の修業時代

第三章 奇人たちの饗宴――『吾輩は猫である』とT・L・ピーコックの〈談話小説)

第四章 ロンドンの異邦人たち――漱石・カーライル・シャープ

第五章 江藤淳『漱石とアーサー王伝説』の虚構と真実――死者を愛し続ける男の物語

第六章 『三四郎』とブラウニング――「ストレイシープ」と「ダーターフアブラ」

第七章 《趣味の審判者(アービター・エレガンシアルム)》の系譜――ペトロニウスから『それから』の代助まで

第八章 ヴァルター・カレと漱石――共鳴する孤独

おわりに
索引


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