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 ―― 成長への新たな労働市場改革失業なき雇用流動化

失業なき雇用流動化 ―― 成長への新たな労働市場改革

四六判 280ページ 上製
定価:2,500円+税
ISBN978-4-7664-2345-7 C3033
奥付の初版発行年月:2016年05月 / 発売日:2016年05月下旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
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在庫あり

内容紹介

▼働き方を変えれば、日本が変わる!

働く人々が職場や会社を安心して自由に移動できるようになれば、経済に活力が生まれる。本書は、高い賃金保障に軸足を置いた新たな雇用のあり方や、労使政の連携による就労・再就職支援システムなど、「成長につながる」方策を提言。柔軟で多様な働き方が、閉塞する日本を救う!

著者プロフィール

山田 久(ヤマダ ヒサシ)

株式会社日本総合研究所調査部長 / チーフエコノミスト、博士(経済学)
1987年京都大学経済学部卒業、同年住友銀行入行、91年(社)日本経済研究センター出向、93年(株)日本総合研究所出向、調査部研究員、2003年経済研究センター所長、05年マクロ経済研究センター所長、07年ビジネス戦略研究センター所長、11年(株)日本総合研究所調査部長、13年法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科客員教授(兼務)。この間、2003年法政大学大学院修士課程(経済学)修了、15年京都大学博士号取得。
主要業績に、『北欧モデル ―― 何が政策イノベーションを生み出すのか』(共著、日本経済新聞出版社、2012年)、『市場主義3.0 ―― 「市場vs国家」を超えれば日本は再生する』(東洋経済新報社、2012年)、『デフレ反転の成長戦略 ―― 「値下げ・賃下げの罠」からどう脱却するか』(東洋経済新報社、2010年)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はしがき

序 章 日本の雇用システムの何が問題か
 1 雇用政策論議の混乱要因
 2 本書のテーマとアプローチ法
 3 各章の概要

第1章 雇用流動化は経済を活性化するか
 1 はじめに
 2 雇用流動化の是非をめぐる理論
 3 解雇規制と経済パフォーマンスの関係
 4 本書の問題設定

第2章 日本の労働移動の変化と生産性への影響
 1 はじめに
 2 企業間労働移動について
 3 企業内労働移動について
 4 生産性との関係

第3章 「デマンド・プル型」労働移動をどう増やすか
―― 主要産業比較からみた経済活性化につながる雇用流動化の条件
 1 はじめに
 2 雇用流動化と経済活性化の関係
 3 自動車産業とエレクトロニクス産業の対比
 4 情報通信業と医療・福祉産業の比較
 5 経済活性化につながる雇用流動化の条件

第4章 雇用システムは経済パフォーマンスにどう影響するか
―― 日米独比較からみた含意
 1 はじめに
 2 雇用の流動性の国際比較
 3 日米独の雇用システムの比較
 4 経済パフォーマンスと雇用システムの関係
 5 米独との比較からの含意

第5章 スウェーデン労働市場に学ぶ
―― 雇用流動化を受け入れる労働組合と積極的労働市場政策
 1 はじめに
 2 スウェーデン経済の変遷
 3 労働市場の特徴からみた日瑞パフォーマンスの違い
 ―― カギは雇用流動化に対する労働組合のスタンス
 4 未完の積極的労働市場政策
 5 スウェーデンの雇用の「受け皿」創出力の源泉

第6章 経済活性化につながる労働市場改革
 1 はじめに
 2 雇用制度改革のプロセスの問題
 3 解雇ルールをどう見直すべきか
 4 雇用・賃金のマトリックス・モデル
 5 働き手にメリットのある限定型正社員のあり方
 6 グループ企業内労働移動の再評価

あとがき
参考・引用文献


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