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 池田彌三郎ノート折口信夫芸能史講義 戦後篇 下

折口信夫芸能史講義 戦後篇 下 池田彌三郎ノート

A5判 426ページ 上製
定価:6,500円+税
ISBN978-4-7664-2326-6 C3039
奥付の初版発行年月:2016年05月 / 発売日:2016年05月下旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
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在庫あり

内容紹介

折口芸能史の全体像に迫る続編

▼昭和24年度、27年度、28年度に行なわれた折口信夫の講義を、池田彌三郎ノートをもとに書籍化。

▼獅子舞、風流、喜劇、曲芸 ―― 折口芸能史の変遷をたどる、未発表講義録。
付録に、昭和13年の「芸能史」の講義と28年の「民俗学の話」を掲載。

著者プロフィール

折口 信夫(オリクチ シノブ)

1887~1953年。国文学者・民俗学者・歌人・小説家。筆名は釈迢空(創作活動に使用)。
1910年國學院大學を卒業。國學院大學、慶應義塾大学の教授を歴任した。
歌集に『海やまのあひだ』『倭をぐな』など、詩集に『古代感愛集』など、小説に『身毒丸』『死者の書』などがある。『折口信夫全集』全37巻・別巻4巻、『折口信夫全集ノート編』全18巻・索引1巻、『折口信夫全集ノート編追補』全5巻が刊行されている。

池田 彌三郎(イケダ ヤサブロウ)

1914~1982年。国文学者、民俗学者、随筆家。元・慶應義塾大学教授。
1931年慶應義塾大学経済学部予科に入学。1934年国文科に進み、はじめて折口信夫の講義を聴く。以後折口を終生の師と仰ぐ。
著書に『芸能』『日本人の芸能』(岩崎書店)、『私説 折口信夫』、『日本文学伝承論』、『日本の幽霊』『まれびとの座』(中央公論社)、『池田彌三郎著作集』全10巻(角川書店)。

伊藤 好英(イトウ ヨシヒデ)

1948年生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。高麗大学校大学院博士課程修了。
慶應義塾大学講師、國學院大學講師。元慶應義塾高等学校教諭。
著書に、『折口学が読み解く韓国芸能』(慶應義塾大学出版会)、『明解 源氏物語五十四帖』(池田彌三郎と共著、淡交社)、『韓国演劇史』(共訳、徐淵昊著、朝日出版社)、『折口信夫事典』(共著、大修館書店)など。

藤原 茂樹(フジワラ シゲキ)

1951年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。慶應義塾大学名誉教授。
専門は、古代文学・芸能史。上代文学会、古事記学会などに所属。
著書に、『万葉から万葉へ ―― 万葉びとの言葉とこころ』(共著、NHK出版)、『池田彌三郎の学問とその後』(慶應義塾大学出版会)、『催馬楽研究』(編著、笠間書院)、『藤原流万葉集の歩き方』(NHK出版)など。

池田 光(イケダ ヒカル)

1947年生まれ。池田彌三郎の長男。慶應義塾大学文学部文学科(国文学専攻)卒業。
同大学院社会学研究科(教育学専攻)博士課程修了。元洗足学園短期大学助教授。
著作に父池田彌三郎のNHK大学講座を編集した『日本文学の素材』(日本放送出版協会)、『中国運命学入門』(春秋社)、『東京百年史第四巻 大都市への成長(大正期)』(共著、東京都)、『教育の理論』(共著、八千代出版)、『教師のための教育学』(建帛社、共著)など。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

凡 例

 昭和二十四年度芸能史
一 曲芸、呪禁師
二 のろんじ、鬼
三 ししまひ
四 こまいぬ
五 賤の民
六 被征服民
七 流 民
八 くぐつ
九 山姥の話
十 志賀の海人
十一 風 流
十二 風 流
十三 風流俄
十四 喜劇精神、大小の対立
十五 をこ発進
十六 喜劇の批判精神
十七 神 奴
十八 大小の対立

 昭和二十七年度芸能伝承論
一 芸能伝承
二 芸能伝承の中核、鎮魂の語義
三 鎮魂術
四 たまむすび、たまふり
五 遊部(あそぶ)、鳥のあそび、魚のあそび、遊女(あそび)
六 うけひ狩り、神の行列、神あそび
七 旅行の祝言職、踏歌、国栖
八 あま、山部
九 遊女記、傀儡子記
十 芸能と巫女、舞踊
十一 葵上、山姥

 昭和二十八年度綜合芸能史論
一 し し
二 田 楽
三 獅子舞
四 かけ踊り、大阪にわか
五 ししごま、花祭りと伊勢神楽と
六 風 流
七 能・歌舞伎の獅子
八 獅子のまとめ

 付録1
 昭和十三年 日本民俗学講座第六期「芸能史」
一 風 流
二 幸若舞
三 歌舞妓

 付録2
 昭和二十八年 民俗学の話 ── 衣食住
一 民俗学
二 住
三 衣
四 食

  解 題   伊藤好英・藤原茂樹・池田 光
  解説 ── 本書刊行の意義   伊藤好英


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