大学出版部協会

 

 その戯曲、俳句、小説久保田万太郎

久保田万太郎 その戯曲、俳句、小説

四六判 208ページ 上製
定価:2,800円+税
ISBN978-4-7664-2219-1 C0095
奥付の初版発行年月:2015年04月 / 発売日:2015年04月中旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
この大学出版部の本一覧
在庫あり

内容紹介

▼万太郎作品の “神髄” に迫る。

久保田万太郎(1889-1963)は、永井荷風を迎えて創刊された「三田文学」に処女作「朝顔」を発表してデヴュー。泉鏡花にも親炙した。その後、小説家、戯曲作家、演出家、俳人として活躍し、劇団「文学座」を立ち上げ、俳誌「春燈」を創刊し、大正・昭和の文壇・劇壇に一つの時代を築いた。没後五十年を越えて毀誉褒貶に満ちみちる万太郎の人間を語り、その戯曲、俳句、小説の魅力の精髄に追る。

著者プロフィール

中村 哮夫(ナカムラ タカオ)

1931年東京生まれ。慶應義塾大学文学部国文科卒。演出家。東宝撮影所を経て、東宝演劇部に於て菊田一夫に師事し、舞台演出の道に進む。一方、久保田万太郎を主宰とする俳誌「春燈」の若き弟子として久保田万太郎を師と仰ぐ。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

Ⅰ 万太郎の風景 ―― 戯曲十種
そのプロローグ / その一「釣堀にて」 / その二「ふりだした雪」 /
その三「かどで」 / その四「短夜」 / その五「弥太五郎源七」 /
その六「雨空」 / その七「蛍」 / その八「大寺学校」 /
その九「波しぶき」 / その十「大つごもり」 / そのエピローグ

 Ⅱ 万太郎探索
「釣堀にて」をめぐって ―― 万太郎が自身の人生を透視した作品
「ふりだした雪」をめぐって ―― 万太郎の境涯を投影した戯曲
「大寺学校」をめぐって ―― 戯曲の金字塔「大寺学校」の魅力
「三の酉」をめぐって ―― 晩年に訪れた至福

 Ⅲ 万太郎の「四季」
久保田万太郎の「冬」の句
久保田万太郎の「春」の句
久保田万太郎の「夏」の句
久保田万太郎の「秋」の句
『流寓抄以後』について
ときをりの久保田万太郎 ―― 引用された俳句を通して

 Ⅳ 万太郎散策
久保田先生と私
「釣堀にて」と「ワーニャ伯父さん」 ―― 一九五一年、三越劇場にて
久保田万太郎素描 ―― 時をさかのぼりつつ
竹馬の句碑 ―― 師、久保田万太郎の
いしぶみの記

 Ⅴ 万太郎の風景 ―― 小説十種
そのプロローグ / その一「市井人」・「うしろかげ」 /
その二「春泥」 / その三「花冷え」 / その四「樹蔭」 /
その五「朝顔」 / その六「露芝」 / その七「九月幮」「続九月幮」 /
その八「末枯」「続末枯」 / その九「寂しければ」 /
その十「火事息子」 / そのエピローグ

あとがき


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。