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現代国際商取引論 [第4版]

現代国際商取引論 [第4版]

A5判 360ページ 並製
定価:3,000円+税
ISBN978-4-7664-2154-5 C3034
奥付の初版発行年月:2014年07月 / 発売日:2014年07月中旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
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在庫あり

内容紹介

国際商取引・電子商取引の定番入門書。
財務省税関研修所でも採用されている、国際商取引の定番テキストの第4版。

 長年、学生のみならず、実務家への教育を行ってきた著者による「国際商取引」のテキストである。第Ⅰ部で、一世紀以上続く貿易取引の基本原理・実務手続を、第Ⅱ部では情報通信技術の進歩により近年急速に普及しだした電子商取引の国際取引ルールを説明する。また、それにともなって発生する問題点についても言及する。
 第4版では、近年(2011~2013年)改正された輸出入通関手続を追加記述した。

著者プロフィール

荒畑 治雄(アラハタ ハルオ)

荒畑 治雄(あらはた はるお)
現職 財務省税関研修所講師、財務省横浜税関審査委員、日本大学商学部および経済学部講師、神奈川大学経済学部講師。
略歴 1967年立教大学経済学部卒業。社会人経験の後、1977年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。1996~98年早稲田大学産業経営研究所特別研究員。現在までに、国税庁税務研修講師、日本大学生物資源科学部講師、玉川大学文学部講師等。
専攻 国際貿易論・国際商務論。
所属学会 日本貿易学会、国際ビジネス研究学会、国際商取引学会、アジア市場経済学会、日本消費経済学会。
著作 『国際商務論の諸問題』(共著)同文舘、1998年、『ビジネス英語用語の基礎知識(最新版)』(共著)創成社、2001年、『国際経済のメカニズム』創成社、2009年、『現代経済分析』(共著)創成社、2010年。その他、論文多数。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに
第4版の出版によせて

第Ⅰ部 貿易の基本実務

 第1章 海外市場調査
  1. 相手市場の選定
  2. 商品の持つ市場性
  3. 商品の市場調査
  4. 信用調査

 第2章 取引関係の形成
  1. 見本と価格表の送付
  2. 一般的取引条件の協定
  3. 基本5条件

 第3章 輸出入貿易管理と規制
  1. はじめに
  2. 海外の金融機関との金融商品の取引自由化
  3. 外国為替管理制度の自由化
  4. 輸出貿易管理令における輸出の許可・輸出承認
  5. 輸入貿易管理令における輸入承認

 第4章 売買契約成立に伴う実務
  1. 売買条件の取決め
  2. 売買当事者が履行すべき主な実務
  3. 信用状の実務

 第5章 先物為替の予約
  1. 外国為替相場
  2. 先物為替の予約(Forward Exchange Contract)
  3. 予約の実行・取消し
  4. 通貨バスケット

 第6章 国際運送
  1. はじめに
  2. 海上運送
  3. 船荷証券(Bill of Lading)と海上運送状(Sea Waybill)
  4. 航空貨物輸送
  5. 国際海上物品運送に関する国際法規
  6. 国際複合一貫輸送(International Combined / Multimodal
    Transport)

 第7章 海上保険契約
  1. 海上保険の契約当事者
  2. 予定保険契約
  3. 被保険利益(Insurable Interest)・輸出FOB保険
  4. 危険の種類と損害の程度
  5. 保険条件(2009年 ICC、(A)、(B)、(C)の担保する危険)

 第8章 積込みの準備
  1. 積込みの準備

 第9章 輸出通関と船積手続
  1. 輸出通関と(Customs Clearance of Export Goods)手続
  2. 輸出申告の概要
  3. 輸出申告の特例
  4. 保税地域(Bonded / Hozei Area)
  5. 保税地域外における通関
  6. 通関情報システム(Nippon Automated Cargo & Port
    Consolidated System)
  7. 通関手続のEDI化
  8. 港湾・税関手続のシングル・ウィンドウ化
  9. 船積貨物の輸出通関と船積手続の流れ

 第10章 輸入貨物の荷揚げと輸入通関
  1. 荷受準備
  2. 船積貨物の荷揚げと輸入通関
  3. 輸入通関手続
  4. 特例輸入申告制度
  5. 輸入する貨物を保税地域等に搬入しないで行う輸入申告
  6. 輸入前申告扱い
  7. 関税制度
  8. NACCS法に基づいた通関処理業務
  9. 簡易申告(特例申告)制度
  10. 輸入に伴う内国消費税の取扱い
  11. 減免税・戻し税

 第11章 貿易金融
  1. 輸出金融
  2. 輸入決済と金融

 第12章 貿易保険
  1. 貿易保険の種類
  2. 貿易保険の補償拡大

 第13章 貿易クレーム
  1. はじめに
  2. 運送クレーム
  3. 狭義の貿易クレーム
  4. クレームの解決方法

第Ⅱ部 電子商取引の実務

 第1章 EDIの概念
  1. はじめに
  2. EDIの定義
  3. 貿易手続簡易化への歩み

 第2章 EDIにおける標準
  1. EDIにおける基本取引契約
  2. EDIネットワークと安全性
  3. 電子商取引のセキュリティ確保
  4. 電子メッセージの唯一性

 第3章 電子商取引と信用
  1. はじめに
  2. 信用調査
  3 売買当事者間によるE-Agreementの締結
  4. 電子メッセージの認証

 第4章 登録機関による権利移転
  1. 登録機関によるメッセージの認証
  2. EDIにおける船積情報――流通性書類の電子的代替

 第5章 EDIシステム標準化の課題
  1. はじめに
  2. 電子商取引の推移

 第6章 港湾・税関手続の効率化・迅速化の課題
  1. はじめに
  2. 港湾手続のシングル・ウィンドウ化
  3. 日本の港湾物流分野における電子化
  4. 米国のテロ対策とセキュリティ強化装置
  5. 積荷情報の仕分け
  6. 米国とEUの税関協力協定
  7. グローバル・ビジネスにおける輸送とセキュリティ管理

 第7章 電子商取引における国際物流の変化
  1. はじめに
  2. 総合商社の流通革新
  3. 商取引の効率化と情報技術
  4. 同系列企業間取引とFinancial TTP
  5. Financial TTPによる代金決済
  6. 決済方式の一例

 第8章 国際電子決済とその課題
  1. はじめに
  2. 貨物の権利と代金決済
  3. 銀行による国際電子決済
  4. 電子資金振替におけるリスク
  5. 国際取引電子化プロジェクト
  6. アジア銀行による貿易金融サービス
  7. 銀行による債権買取りおよび代金支払義務
  8. 企業間信用の拡大と代金決済

 第9章 グローバルSCMの形成と電子商取引
  1. はじめに
  2. SCMと電子情報交換
  3. サプライチェーン構造の変化――外部委託
  4. 効率的なネットワークの構築
  5. SCMにおける情報の標準化
  6. 商取引の効率化――ICタグの使用
  7. 電子市場の形成
  8. 危機即応の管理体制の構築
  9. 物流効率化への環境整備

 
 主要参考文献
 索引


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