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 百合と宝珠の文学史泉 鏡花

泉 鏡花 百合と宝珠の文学史

四六判 352ページ 上製
定価:2,800円+税
ISBN978-4-7664-1972-6 C0095
奥付の初版発行年月:2012年09月 / 発売日:2012年09月下旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
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内容紹介

匂いたつ 夢幻の 森をゆく
▼指環、花、飴、くだもの、雛、汽車、骨……作品にちりばめられた多彩なイメージを手がかりとして、神秘のミクロコスモスをひもといてゆく。第31回サントリー学芸賞受賞の著者が描く、あでやかでかぐわしき、泉鏡花の物語世界。

▼『高野聖』『歌行燈』など、幻想とロマンあふれる作品を多数世に送り出した泉鏡花(1873~1939年)は、今日でも人気の高い作家のひとりである。本書では、幻想の魔術師・鏡花の隠された別側面――百合と宝石のごとくいきいきと輝く豊穣な世界観を明らかにする。著者の女性的な視点と筆致の冴える珠玉の本格評論。

著者プロフィール

持田 叙子(モチダ ノブコ)

1959年生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了、國學院大學大学院博士課程単位取得退学。近代文学研究者。1995年より2000年まで『折口信夫全集』(中央公論社)の編集に携わる。全集第24~28、32巻「解題」を共同執筆。著書に、『折口信夫 独身漂流』(人文書院、1999年)、『朝寝の荷風』(人文書院、2005年)『荷風へ、ようこそ』(慶應義塾大学出版会、2009年、第31回サントリー学芸賞)、『永井荷風の生活革命』(岩波書店、2009年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

科学と神秘  モンスーンの国の書き手

女どうしを描く

銀河鉄道、鏡花発

明治のバイリンガル  感性の中のキリスト教

藤壺幻想

鏡花のおやつ、口うつしの夢

指環物語

鏡花と水上瀧太郎

百合は、薔薇は、撫子は

くだものエロティシズム

読点の魔法

あやかしの雛

骨の恋


泉鏡花略年譜
主要参考文献

〈鏡花〉という紙の書物――あとがきに代えて


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